世界ラリー、開始600メートルで起きた“大きな転倒アクシデント”に衝撃走る マシン一回転も「無事で良かった」安堵の声

【WRC 世界ラリー選手権】第6戦 ラリー・ポルトガル(5月7日ー10日)
10日まで開催されたWRC(世界ラリー選手権)第6戦ラリー・ポルトガル。大歓声が響く伝統の一戦で、ステージ開始わずか600メートル地点で起きた“大きな転倒アクシデント”に衝撃が走った。激しい衝撃を伴いマシンが一回転する事態となったが、乗員の命を守る堅牢な設計により最悪の事態を免れた一幕に、世界中のラリーファンから安堵の声が寄せられている。
アクシデントが発生したのは、競技3日目のデイ3に行われたSS15「Felgueiras 2」。フォードのマシンを操るジョン・アームストロングが、ステージ開始直後の左コーナーでマシンの挙動を乱し、コース脇の土手にヒット。その反動で車体は浮き上がり、豪快に一回転して停止した。車載カメラでは、フロントガラスに大きなヒビが入る様子が捉えられていた。
「マシンがいかによく作られているかを示している」

この衝撃的なシーンを受け、WRC公式XはSS15でアームストロングに大きなアクシデントが発生したことを速報。所属チームのM-Sport公式Xは「SS15で悲劇。ジョンとシェーンが大きな転倒。クルーは無事」と声明を発表し、乗員の無事を伝えた。また、アームストロング本人も自身のXを更新し、「残念ながら、今日の午後受けたダメージにより、我々のラリーは終了となります。チームやスポンサーに申し訳ないです」と綴った。
SNS上でファンからは「彼らが無事で良かった。Mスポーツのマシンがいかによく作られているかを示している」とマシンの安全性を称える声や、「クルーが無事で良かった」「今週末は本当に不運だった」と、アクシデントを惜しみつつも無事を喜ぶコメントが相次いだ。
幸いにもアームストロングとコ・ドライバーに大きな怪我はなかったが、このアクシデントによりデイリタイアを余儀なくされた。ラリーの過酷さと現代のラリーカーの安全性を示すシーンともなった。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2026』/(C)WRC)
