環境大臣が水俣の高校生と面会 水俣病公式確認の日の面会は初 水俣の未来について意見を交わす
水俣病の公式確認から70年を迎えた今日(5月1日)、慰霊式や患者・被害者との懇談で熊本県水俣市を訪れている石原宏高環境大臣が、地元の高校生と面会し、水俣の未来について意見を交わしました。
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環境大臣に水俣の高校生が伝えたこと
水俣病資料館を訪れた石原環境大臣は、水俣高校に通う岩阪望央さん(3年)、本山典美さん(2年)と面会しました。
公式確認の日に環境大臣が地元の高校生たちと意見を交わすのは初めてです。
水銀に関する認知度を高める必要性を訴える
2人の生徒は、去年11月にスイスのジュネーブ開かれた「水銀に関する水俣条約第6回締約国会議(COP6)」にも出席していて、石原大臣に日ごろ取り組んでいる水銀や水俣病に関する探究活動の成果を紹介しました。
その上で、水俣高校の生徒へのアンケート結果を踏まえ、地元でさえ水銀問題への関心や理解が薄れていると指摘し、「授業を通じて水銀に関する認知度を高める必要がある」と訴えました。
石原環境大臣から問いかけが
一方、石原環境大臣が「これからの水俣」について質問すると、生徒は次のように答えました。
水俣高校2年生 本山典美さん「教育や地域活動を通して、子どもから大人まで、環境問題について主体的に考え、自分たちにできることを積み重ねていくことで、水俣の価値をより深めていくことができる思っています」
大臣「誇りを持って生きる社会の構築に」
高校生の話を聞いた石原環境大臣は、「若い世代が自ら考えて調べたことを世界に発信していく姿に感銘を受けた。環境省としては、若い世代が水俣病の歴史と教訓を学びつつ、誇りを持って生きる社会の構築に向け、自治体と連携しながら取り組みを進める」と話しました。
