ショット好調、グリーンに課題 渋野日向子は前向き「深く考えなくていい」
2番から連続ボギーの苦しい立ち上がり。実測97ヤードと短い4番パー3では1.5メートルのスライスラインにつけたが、右に押し出して強く打ってしまう悪いクセが頭をよぎり、「ちょっとひっかけちゃった」と決められず。5番パー5で2オンからバーディを奪うも、6番はティショットを左の砂地に曲げてボギー。前半で2つ落とした。「後半、頑張らないと」。11番から6メートル、10メートル、5メートルとミドルパットが立て続けに決まって3連続バーディ。今季自身初戦以来の2日連続アンダーパーも見えたが、最も易しい最終18番パー5でまさかのボギー。ティショットを右のOBに入れながらも、なんとかしのいだ内容だった。5ラウンドぶりアンダーパーだった2日目からパーオン数は増加した。序盤の連続ボギーは、1.5メートルに寄せたが決められなかったもの。グリーン上で苦しんでいる。今大会から昨年使用していたモデルのパターに変更したが、課題を残している。だが、悪いところだけを見ないように視点を変える。「グリーン上の問題はすごく感じる。でも、ショットについてはいいふうに捉えておかないと悩んじゃう。ぶん曲がったところもあったし、OBもあったけれど、そんなに深くは考えなくていい」。ミスショットの直後にはすぐさま素振りをしてスイングを確認。「少しのズレ」と把握している。「ミスの原因が分かっているので、そこが不安にならないところだと思う。グリーンを狙うショットもすごく良かった。考え方次第かな」。前向きな気持ちを忘れない。今大会終了後に実施されるリシャッフル(出場優先順位の見直し)の対象で、現在137位のポイントランキングを80位以内に上げるには、単独10位が最低条件。さらにトップ10に入れば来週「ミズホ・アメリカズオープン」の出場権を得ることができる。「トップ10に入らないといけないと分かっていたなかで、この3日目はもったいない。戻せる要素があって、最後は悔しい終わり方。あしたはできるところまでいけたら」。トップ10との差は6打。最後まで攻めの姿勢を貫く。(文・笠井あかり)
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