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岩手県大槌町の山林火災は発生から8日目をむかえました。いまだ鎮圧にはいたっていませんが、29日午後に一部地区を除き、避難指示が解除されました。現地の様子を伝えます。

避難指示が解除された大槌町吉里吉里地区からお伝えします。

住宅が多くたちならんでおり、そのすぐ裏手の山は一面真っ黒になってしまっています。今はもう煙などもなく落ち着いた様子ですが、民家のすぐそば、数十メートルの位置まで火が迫っていたということが確認できます。

通行止めが解除された山林の道を29日午前に取材したところ、消防隊が山の中に引いていたホースを片付けるなど、消火活動にも変化が見受けられました。

そして29日午後1時45分、町の防災無線で「民家に延焼の恐れがない」として長井地区の17世帯24人を除き、避難指示が解除されました。

避難所で取材をすると、久しぶりに自宅に戻れるという家族もいました。鎮圧はまだだということですが、少しずつ町が日常を取り戻しつつあるのが見受けられます。

近くに住む人に話を聞きました。

住民
「恵みの雨という言葉聞いたことある。これこそ恵みの雨」
「(火災の時は)心臓バクバク、どうしようと。津波の時もそうだった。もう安心です。またここで暮らせるなと思って」

このあたりは東日本大震災で津波の被害にあい、高台に新しく家を建てた人が多いということで、家に影響がなくてよかったと話す人が多くいました。

一方で避難指示は解除されましたが、鎮圧まではまだ時間がかかるということで、近くの人は引き続き注意が必要です。