「武豊デビュー40年〜前人未到の記録〜」のプレス内覧会に出席した武豊(撮影・野里美央)

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 「天皇賞(春)・G1」(5月3日、京都)

 競馬界のレジェンド・武豊騎手(57)=栗東・フリー=が27日、東京の銀座三越で自身の騎手生活40周年を記念した特別展「武豊デビュー40年〜前人未到の記録〜」(4月28日〜6月15日まで同所で開催)のプレス内覧会に出席した。先週土日連続で重賞Vを決めたレジェンドは、アドマイヤテラとのコンビで歴代最多となる9度目の春盾制覇に意欲。飽くなき探究心と情熱を胸に、さらに栄冠を積み重ねていく。

 自らの足跡を目の当たりにして気持ちを新たにした。87年に騎手となった武豊のデビュー40周年を記念した特別展。その東京開催に、JRA通算4652勝(27日現在)を誇る日本競馬界の至宝は「40年は気がつけばあっという間でした。まさか自分の展示会が銀座三越で開いていただけるなんて夢にも思わなかった。すごく不思議に思いますし、ありがたい」と感謝した。

 京都に続く開催で、今回からはデビュー40年記念ムービーが初公開。この展示会用にオリジナル楽曲も制作され、「自分で言うのも変ですが感動しました。ウルッときました」と感慨深い表情。動画内のアニメーションでは声優にも初挑戦し、「最近は声優をしたり、ドラマで演じたり、いろんなことをやっています(笑)」と“ユタカ節”を披露した。

 会場にはこれまでに制したJRA・G1・84勝全ての写真パネルがズラリ。今週末の天皇賞・春では、阪神大賞典を制した有力馬のアドマイヤテラに騎乗予定だ。勝てば17年キタサンブラック以来となる春盾制覇で、横山典が持つJRA・G1最年長勝利記録の更新もかかる大一番。レース史上最多の8勝を挙げている名手は「来週またパネルが増えたら。1個とは言わず、3つぐらい増やしたい」と“盾獲り”に意欲を見せた。

 今年3月の阪神大賞典を勝ち、デビューから40年連続JRA重賞勝利の大記録を達成。「本当に競馬が大好き。いい仕事をさせてもらっています」と、その情熱は衰えを知らない。先週末も青葉賞(ゴーイントゥスカイ)、マイラーズC(アドマイヤズーム)で土日2日連続重賞制覇を果たしたレジェンドは、勢いそのままに春のG1戦線でも大暴れをする。