KNB北日本放送

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武道キャスター
きょう、となみチューリップフェアが開幕しました。私も会場で取材しましたが、予想よりも開花が進んでいて美しいチューリップを楽しむことができました。聞くところによるとチューリップの花は夜になると閉じるそうです。不思議ですよね。

平島気象予報士
実はこれ、しっかりとした理由があるんです。チューリップが開いたり閉じたりするのは、主に「気温や日差しの変化」が理由です。その仕組みがとてもユニークなんです。

気温が17度から25度くらいになると、チューリップは花びらの「内側の面」が成長します。すると内側から押し広げられるようにして花が開きます。

武道キャスター
内側が伸びることで、開くんですね。

平島気象予報士
反対に、気温が8度から15度程度に下がると、今度は花びらの「外側の面」が活発に成長します。すると、内側を包み込むようにして、花が閉じるんです。

武道キャスター
外側が伸びると、閉じる方向に働くんですね。

平島気象予報士
内側と外側で、伸びる場所が入れ替わることで、開いたり閉じたりという動きが生まれています。しかも、この開閉を繰り返すたびに花びらの細胞が少しずつ成長して、花全体も大きくなっていきます。

武道キャスター
動きながら成長するんですね。

平島気象予報士
こうして育つチューリップですが、一般的には1週間から10日ほどで見頃を終えます。ただ、富山県で開発した黄色い花の「黄小町」などは、花持ちがよく、2週間ほど楽しめます。

武道キャスター
長く楽しめる品種もあるんですね。

平島気象予報士
フェアでは、およそ300品種のチューリップが咲いていて、開花時期をずらす工夫もされているため、会期中はいつでも見頃の花を楽しむことができます。

武道キャスター
私たちが色鮮やかなチューリップを楽しめる裏には、そういった苦労があるんですね。きょうは気持ちのいい青空で、フェア会場も暑いくらいでした。

平島気象予報士
県内は、午前中を中心に晴れました。

こちらは、きょうの天気図です。日本付近は高気圧に覆われて、県内も広い範囲で晴れました。一方で、こちらサハリン付近にある低気圧に向かって南から温かい空気が流れ込み、風も強まりました。

この影響で、山を越えて吹き下りる「フェーン現象」が発生し、気温が上がりました。

武道キャスター
立山連峰もすっきりと鮮やかに見えましたね。

平島気象予報士
空気が乾燥したためです。最高気温は、富山市で26.2度、富山空港で25.9度、高岡市伏木で25.4度と県内3か所で夏日となり、6月上旬から下旬並みの暑さとなりました。

また、空気も非常に乾燥し、湿度は10パーセントまで下がりました。

あすは西から前線を伴った低気圧が近づくため、天気は下り坂です。県内は昼すぎから雨が降り出す見込みです。

武道キャスター
出かける際は、雨具を忘れずにお持ちください。