J1最速7秒ゴール 衝撃プレーに清水FWオ・セフン「初めて」「いつも狙っていないとできないゴール」06年・佐藤寿人を1秒更新
◆明治安田J1百年構想リーグ▽第9節 清水3―0長崎(5日・長崎スタジアムシティ)
J1清水のFW呉世勲(オ・セフン)が、J1最速の開始7秒弾を決めた。アウェー長崎戦で、相手のキックオフ直後に前線から猛然とプレッシャーをかけると、GKへのバックパスに反応。相手GKのキックが、呉が伸ばした右足に当たって、そのまま無人のゴールへ吸い込まれた。
呉は超速弾に「初めてですね」と笑い「ああいうゴールはいつも狙っていないとできないゴールだと思っている。本当にうまいことに試合に入れたと思います」と振り返った。
敵地での勝利を呼び込む先制ゴールとなり「相手の出鼻をくじくためにも、自分からプレスをかけることによって矢印を常に前に持って行くという気持ちがあった。チームに対しての自分なりのメッセージでもある。相手のキックをあのまま蹴らせてしまえば、何が起こるかわからないという状況の中、狙っているプレーではあるのですが、それがうまくいったと思います」と話した。
歴史に名を残す一撃だが「こうやって入れることができたのは、チームが後で努力してくれているから、自分が前に出られることだと思っています」と謙虚だった。
これまでのJ1最速得点は、06年4月22日に広島FW佐藤寿人がC大阪戦で決めた8秒。J2も14年3月22日に松本MF岩上祐三が讃岐戦で記録した8秒の記録が残っている。
今季、町田から期限付き移籍で清水に復帰した呉は、センターフォワードの主軸として定着。この日は開始早々の先制点で存在感を示した。
勢いに乗った清水は前半4分にMF嶋本悠大が追加点。さらに前半アディショナルタイムには、VARの結果で相手のハンドが認められてPKを獲得し、呉が冷静に決めた。呉はこの日2得点で、今季5点目。前半だけで3点を奪って試合を決めた。
