チーム関係者に高級腕時計をプレゼントした大谷翔平(写真/アフロ)

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 関係者やファンが慌ただしく行き交うドジャースタジアムのエレベーターホール。静かな熱気と高揚が満ちた空間に、ベビーカーを押す球団スタッフが登場すると、一瞬空気が和らいだ。しかし、その幼い子供がスーパースターの娘だと気づく人はほとんどいない。ベビーカーに乗っていたのは、間もなく1才を迎える大谷翔平(31才)の愛娘だ。 

【写真】ファミリーで帰国した大谷がベビーカーを持ち上げる姿。他、真美子さんがいるスイートルームを訪れる大谷翔平やセイコーの時計を身につけて移動する大谷なども

 この日は大谷が所属するロサンゼルス・ドジャースの開幕戦で、真美子夫人(29才)と長女もスタジアムに応援に駆け付けたようだ。家族の前でヒットを放ち、2026年シーズンをスタートさせた大谷。チームも快勝で3連覇に向けて弾みをつけたが、チームメートの士気は試合前から最高潮に高まっていた。仕掛け人は、大谷だ。 

「試合前の各選手のロッカーに、"3連覇しよう"という英語の直筆メッセージとともに、ギフトバッグが用意されていたんです。中身は大谷選手がアンバサダーを務める『セイコー』の腕時計で、値段は1本4000ドル(約64万円)とみられています。 

 選手だけではなく裏方のスタッフも含めた約60人に贈られたようで、総額は3800万円超え。"セイコーのサポートを受けてのプレゼントでは"との見方もありましたが、日本のメディアの取材にセイコーは『詳細を把握していない』とコメントしています。つまり、大谷選手の"自己負担"ということ。スポンサーに頼らない超太っ腹な贈り物だったのです」(現地ジャーナリスト) 

 ゲーム前に届いた大谷からのサプライズに仲間たちは大興奮。チームも見事に逆転勝利を飾った。 

 実は、大谷の贈り物は今回が初めてではない。10年約1015億円という、北米プロスポーツ史上最高額での契約でドジャースに移籍した2024年シーズンから、3年連続で開幕に合わせて贈り物をしてきた。途切れることのない大谷の粋な計らいに、現地でも驚きの声が上がっている。 

「今年は大谷選手にとって、右ひじの手術を経て二刀流の完全復活を目指す大事なシーズンです。そんな状況下でもチームの士気を高める気遣いを忘れない彼に対して、"明らかにほかの選手とは一線を画している"と報じた現地メディアもあった。直筆メッセージでしたためた"3連覇"は、ドジャースが所属するリーグではまだ達成したチームがない偉業で、勝つためには団結力がいちばん大事だと感じているのでしょう」(前出・現地ジャーナリスト) 

 一方で、ファンにとっては寂しい変化もみられるという。 

「大谷選手に対する取材の機会が激減しているんです。これまでは投手として出場した日にメディア対応があったのですが、最近はそれがなくなった。ドジャースの広報担当から、"試合前にショウヘイが取材を受けることはまずない"というメールが各メディアに届いたともいわれています。ゲームに集中してチームを勝利に導きたいという、強い責任感の表れと捉えられています」(前出・現地ジャーナリスト) 

 歴史的偉業への挑戦が始まった。 

※女性セブン2026年4月16・23日号