ロマンス詐欺で70代男性が3・2億円の被害…金の延べ棒21本と金貨16枚だまし取られる
島根県警は2日、県東部の70歳代男性が、SNSを通じて相手をだます「SNS型投資・ロマンス詐欺」で計約3億円相当の金の延べ棒21本と金貨16枚、現金約2300万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。
県警によると、男性は昨年12月上旬頃、インターネット広告をきっかけに、「佐藤」という女性の名前を名乗る人物とLINE(ライン)でやりとりを始め、好意を抱いた。AI(人工知能)システムを使用した投資を勧められ、今年1月21日、指定の口座に約100万円を振り込んだ。投資用のアプリには利益が出ているように表示された。
その後、この人物から「金を投資資金に充てることができる」などと言われ、信用した男性は担当者を名乗る別の人物に金の延べ棒を渡した。すると、アプリ上では総資産が約30億円と表示され、「投資で得た利益を現金化するにはサービス料を支払う必要がある」などと言われ、さらに金の延べ棒や金貨、現金を渡したという。
男性が利益が支払われないことを不審に思い、3月2日に最寄りの警察署に相談して被害が判明した。
県警は「高配当をうたった投資のもうけ話を勧めてくる場合は詐欺を疑ってください」と注意を呼びかけている。
