奇跡の逆転劇にはあと一歩届かなかった。バルセロナを率いるハンジ・フリック監督は「当然ながら悲しい」と語りつつ、「100%以上の力で戦った」と選手たちを労っている。

 3日に行われたコパ・デル・レイ準決勝第2戦でバルセロナはアトレティコ・マドリーをホームに迎えた。2月12日の第1戦でアトレティコに0-4の先勝を許しており、勝ち上がるためには最低でも4点が必要な状況だった。

 ホームでの大逆転を狙うチームは前半29分にMFマルク・ベルナルの得点で先制すると、45+5分にFWラフィーニャがPKを沈めて2-0として前半を折り返す。後半27分にはベルナルのこの日2点目で2試合合計スコアで1点差まで詰め寄ったが、あと1点届かず。第2戦を3-0としながらも、2試合合計3-4で敗れて準決勝で涙を飲んだ。

 クラブ公式ウェブサイトによると、フリック監督は「当然ながら悲しい。決勝に行くという目的を達成できなかったのだからね」と語りつつ、「だが、我々は誇りに思ってもいい」と続けている。

「我々はすべてを尽くしたし、それは私が見たかったものだ。我々は100%以上の力で戦ったし、それは素晴らしいものだ。今日は全員が心から戦い、素晴らしいパフォーマンスを披露したが叶わなかった。それを我々は認めなければならない」

 コパ・デル・レイでは決勝進出を逃した。しかし、ラ・リーガとともにUEFAチャンピオンズリーグでの戦いは残っている。「全員がどのようにプレーしなければならないか明確に分かっているし、それをピッチ上で見せられた。これを続けていかなければならないが、まずは回復して一歩ずつ進むことだ。リーガとチャンピオンズリーグの道のりは長いのだから」と次の戦いへと視線を移した。