今年も相次ぐクマの出没...酒田市で緊急銃猟の講習会 安全確保の方法や訓練のポイントなどを確認(山形)
山形県内では今年に入ってもクマの出没が相次いでいます。
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こうした中、酒田市で緊急銃猟の講習会が開かれ、自治体が安全確保の方法や訓練のポイントなどを確認しました。
この研修会は環境省が開いたもので、東北では3回目の開催です。
緊急銃猟は去年9月に運用が始まった制度で、市町村長の判断で、市街地などの人の生活圏にクマが出没した際に猟銃を使った対応ができるようになりました。
制度開始以降、県内では今月13日現在で16件の緊急銃猟が行われ全国で1番多い数となっています。
しかし、訓練方法が分からない自治体も多く、今回の研修会では緊急銃猟の訓練方法を学んでもらうことも目的のひとつです。
座学の研修会のあと午後からは施設内にクマが侵入したことを想定した実地研修が行われました。
■安全確保や発砲までの流れを確認
研修会には酒田市の職員や警察官、猟友会のメンバーなどおよそ100人が参加し、緊急銃猟を行う際の安全確保や発砲までの流れを確認していました。
酒田市市民部 環境衛生課 佐藤傑 課長「本市でも訓練は行なっていたのですが、屋内での訓練ということで少し流れが気をつけるところが多かった。緊急銃猟を行う場合でも皆さんの不安を少しでも減らせるような体制で実施できれば」
環境省 自然環境局 野生生物課 鳥獣保護管理室 安藤祐樹 室長補佐「こういった研修を通じて自治体の皆さまに緊急銃猟のありかたを理解していただくのは重要だと思うので、引き続きこういった研修会や事例の横展開などを続けて皆様に適切に周知していきたい」
■今年に入り40件の目撃
県内では今年に入ってからもクマの目撃が相次いでいて、今月15日現在で、40件の目撃が確認されています。
山形市では今月16日、公園内を歩くクマが目撃されるなど人の生活圏に近い場所でクマが確認されています。
環境省では今後も県や市と連携した訓練を重ね、いざという時の対応力を高めていきたいとしています。
