初戦で当たる町田の増山朝陽(右)と並んで登場した宮市。写真:鈴木颯太朗

写真拡大

 2月6日、明治安田Jリーグ百年構想リーグがいよいよ開幕する。秋春制移行を前にした半年間の特別大会だ。

 同リーグは引き分けがない。90分で決着がつかなかった場合、PK戦が実施される。珍しい制度ゆえに、J1全20クラブの選手や初代チェアマンの川淵三郎氏が出席した開幕直前イベントでは、このPK戦が度々話題に上った。

 川淵氏は大歓迎。「日本、本当にPK下手だもん。実戦でPKを経験するのは(良いこと)。普段練習しないと勝てない。日本代表はそもそもPKをあんまり練習してないんじゃないか? この前のワードカップの時なんか初めからミスばっかりだもんね。『もうちょっと工夫せえよ』って言いたくなるぐらい」と熱量たっぷりに語った。

 また、横浜F・マリノスの宮市亮は「個人的にこのリーグで楽しみにしていることは?」と問われた際に、次のように答えた。

「やっぱPKがあるところはすごく楽しみ。PKに行く前に決着つけられるのが何よりですけど。僕自身も子どもの頃にJリーグを見に行って『PKとかがあったら面白いのにな』みたいなのを幼心に思っていました。勝敗が絶対つきますし、すごく盛り上がるんじゃないかな」
 
 ただ、自身はPKが大の苦手。前回キッカーを務めたのはアーセナル時代の2013年7月、プレシーズンマッチで地元・名古屋に凱旋した時まで遡る。その際は、GK楢崎正剛を相手にきっちりと成功させた。

 今日のマリノスのPKキッカーに目を向けると、抜群の成功率を誇った名手アンデルソン・ロペスは昨夏に退団したため、もういない。では、誰が大役を担うのか。

 宮市は「個人的に見てて上手いなと思うのは遠野大弥選手。すごく落ち着いて蹴ってますけど…あの蹴り方が果たして本番で出来るのか?って蹴り方をしてます。注目です」と好奇心を掻き立てた。

 昨季は非常に苦しい残留争いを強いられたマリノスは、6日の開幕戦でFC町田ゼルビアをホームに迎える。PKにも大いに注目だ。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

【画像】J1百年構想リーグに臨む各クラブの“最新序列”を一挙紹介!