佐野のアヤックス移籍は実現するのか。(C)Getty Images

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 果たして名門クラブへの移籍は実現するのか。

 オランダの強豪アヤックスからの関心が伝えられている佐野航大について、所属クラブのNECは売却を拒否する姿勢を示しており、移籍実現は困難な状況だと現地メディアが伝えた。

 オランダメディア『ESPN NL』は、アヤックス番記者クリスチャン・ウィラート氏のコメントを紹介。同記者は、「(アヤックスから)確実に関心がある。1500万ユーロ(約28億円)でオファーも出された」と明かした。

 ただ、「最大の疑問はNECがこれを望んでいるかどうかだ」と指摘。NECは現在エールディビジエで3位に位置し、「おそらく現時点で最高のパフォーマンスを見せている監督」を擁する状況にあるとし、そのうえで「優秀な監督を留めたいなら、移籍期間終了の前日にベストプレーヤーを手放すのは賢明ではない」と分析した。
 
 さらにNECは塩貝健人の売却(ドイツ1部ヴォルフスブルクへ移籍)により「溢れんばかりの資金」を持っており、資金面での売却理由は乏しいとされると見解。ウィラート氏は「リーグ戦で2位になればチャンピオンズリーグの資金も手に入る。これらすべてが売却しない理由だ」と述べ、佐野の市場価値についても「誰もが2000万ユーロを下回る評価はしていない。クリスタル・パレスのようなクラブなら、その金額をすでに支払う用意がある」とした。

 同記者は「NECと連絡を取ったが、彼らは『チームを維持したいので、彼を売却するつもりはない』と言っている」ときっぱり。最後に佐野の今後について、「日本代表がワールドカップで成功を収めれば、佐野の価値はさらに高まるだろう」とさらなる将来的な市場価値上昇の可能性も示唆した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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