今年のサンマは“マッチョ” 「安い・大きい・とにかくおいしい」 なぜ豊漁に?
秋の味覚・サンマ。買い物客や鮮魚店、飲食店も、去年とは違う「特徴」を感じているといいます。
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去年より身近になった「秋」
9月16日、熊本市の鮮魚店ではサンマの販売が好調でした。
買い物客「去年と比べて今年のサンマは大きいです」
買い物客「夕食に決まりです。これで高かったら考えていたけど、今日はサンマを食べて秋を感じます」
鮮魚店によると、今年は去年に比べてサンマの入荷量が増えていて、多い日では1日に100パックほどの生サンマが売れるということです。
価格も去年は400円ほどでしたが、今年は100円ほど安く提供できています。
古閑鮮魚 井上輪一さん「去年は小さいサイズが398円~480円だったが、今年は大きいサイズが頑張れば299円~498円」
また、サンマ自体も去年より品質が良いとのことです。
古閑鮮魚 井上輪一さん「去年に比べて格段に良いです。型も大きい。生サンマも塩サンマも両方」
去年の3.7倍 なぜ豊漁?
漁業情報を取りまとめている漁業情報サービスセンターによりますと、今年は漁の解禁から1か月で1万5500トンほどの漁獲量が確認できていて、去年の同時期と比べると約3.7倍の数字です。
去年はサンマが活動しやすい水温の漁場まで片道2日ほどかけて船を出していましたが、今年は数時間ほどの場所に漁場を見つけられたことが、大きな要因だということです。
また、今年のサンマはエサが豊富だったため、品質が良いと考えられます。
客が感動するおいしさ
熊本市中央区下通にある居酒屋でも、旬のサンマがメニューに並んでいます。
定番は炭火で焼く塩焼きです。
まつり酒場 一球「炭火で焼くと脂がそのまま中に残って、食べたときの食感も味もおいしく感じる。自分で焼いていておいしそうだな、と思いますもん」
その味は?
記者「んー、噛むたび噛むたびサンマのおいしい脂が溢れ出てきます。そして身が大きいので食べ応えあります」
浦本店長は、「今年のサンマは“マッチョ”」だと話しました。
浦本店長「今年は格段大きい。今までのサンマと違って食べ応えがなんさん(とにかく)違って、出した時のお客の反応がみんな感動する」
その特徴を堪能できるのが「サンマの刺身」です。
浦本店長「期間が短いので食べられる時に、しっかりと身を感じられる刺身を食べてもらいたい。今年はサンマの年と言っても過言ではない。なんさん食べてもらえれば分かる、今回のサンマのおいしさは」
今後のサンマは?
漁業情報サービスセンターによりますと、サンマの漁獲量は10月に再び増える見込みですが、サイズは今流通している物よりも小ぶりになるだろうということです。
