台湾の離島・緑島、貸し出しカップ導入から10カ月 7万個超のごみ削減に成功
マリンアクティビティーが楽しめる緑島は観光地として知られ、多くの観光客が訪れる。島内で出されたごみは水路で台湾本島まで運ぶ必要があるが、北東の季節風の影響でフェリーが欠航しやすい影響もあり、ごみの処理には多額の費用がかかる。
カップは緑島郷公所(役所)や南寮漁港など5カ所で貸し出し、返却は提携の宿泊施設や商店でも受け付ける。カップを借りるには公式ラインへの登録が必要で、登録すれば無料で利用できる。利用者は返却時には簡単に洗うだけでよく、返却後に業者によって徹底した洗浄や消毒などが行われた後、再び利用者に貸し出される。同様の取り組みは同じく離島の蘭嶼でも始まっている。
同局の広報を担当する馮素雲さんによれば、今年1月から今月20日までに延べ9315個のカップが貸し出された。1人当たり平均2日間使用すると計算すれば、使い捨てカップや蓋、ストロー、ドリンク用の袋など計約7万4520個分のごみが削減できたという。
馮さんは、今後はカップだけでなく、箸やスプーン、持ち帰り用容器などまで取り組みを拡大し、使い捨てごみのさらなる削減を図りたい考えを示した。
(盧太城/編集:名切千絵)
