ネバーアップ・ネバーインで違和感グリーンを攻略 木戸愛は“第二の故郷”でリランキング逆転へ
東北高校出身の木戸愛が“第二の故郷”で10月以降の出場権獲得をグッと引き寄せた。スタート時は1アンダーの42位タイだったが、「66」で回りトータル7アンダーの6位タイに浮上した。
前日に続き、この日も強い雨の予報は外れてプレーしやすいコンディション。利府らしくないグリーンの柔らかさ、重さにより、国内ツアーレコードを出した前日の山下美夢有ほどではないにしても、ビッグスコアが次々と出た。一方で例年、ツアーでも上位の硬さを誇るグリーンのイメージが残っている選手たちはギャップに苦しんだ。
木戸にとっても高校時代から何度も回っている舞台。違和感は当然あったが、ここ数試合心がけている「ネバーアップ・ネバーイン」(届かなければ入らない)の精神で強気に行った。
「当たり前ですけど、届かなければ入りません。昨日も打てなくて悔しいパットがありました。なので、終わった後ロングパットの練習を多めにしてイメージを出しました。とにかくオーバーさせる強気のパットができるようにやっています。外れてもオーバーできるように徹底しました」
その結果、この日は11番では11メートルのロングパットを入れるなど6バーディを奪取。華麗にジャンプアップした。
今大会終了後に行われる第2回リランキングの順位によって、10月以降の出場権が決まる。木戸は現在33位(201.18pt)。出場枠が限られる大会を除き、ほぼすべての試合に出場が可能となるのは20位(天本ハルカ、287.77pt)前後と見られている。ボーダーラインまでは差があるものの、単独2位に入れば120ptを獲得できて、一気に逆転することができる。
今大会で首位を走る山下とは大差がついているが、2位の三ヶ島かな、竹田麗央まではわずか2打差。あすも強気に攻めて自力で出場権をつかみたい。(文・秋田義和)
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