美術家・野老朝雄さん、台湾で初の展覧会 折り鶴で祈り
これまでにも台湾の大学などの招きを受けて訪台し、講演やデザインコンクールの審査員などを務めたことがある野老さん。台湾に対しては以前から「特別な感謝の思いがあった」と話す。日本でも折り紙のワークショップなどは開いてきたが、大規模な展覧会は今回が初めてだという。5月に開催が決まって以降、「本当にできるのか」と心配していたと告白し、「本当にできて感動した」と喜んだ。
野老さんは記者会見のあいさつで、今後も台湾で展覧会を開催したい考えを示した上で、「ロゴも考えてしまった」と明かし、会場の笑いを誘った。
会場では、台湾の著名人が作った折り鶴や東日本大震災発生時に宮城県東松島市に寄せられた折り鶴で作られた作品「千分の一羽鶴 東松島 2020」のほか、300点近い紋様作品や東京五輪開会式のドローンショーで浮かび上がった市松模様の球体模型なども展示されている。
展覧会は来月14日まで。23日にはグラフィックデザイナーのアーロン・ニエ(聶永真)さんとの対談イベント、24日には折り鶴のワークショップが予定されている。
(名切千絵)
