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前回からの続き。

「母さん。俺、結婚を考えている人がいるんだ……」息子からの言葉に驚きはしたものの、自分自身が結婚、出産が遅かったため、子どもには早く結婚してもらいたかった。しかし相手の子の名前を聞いて、私は驚いた。忘れるはずもない、あの非常識な親子……。

入園式の日、西村リナの母親は目立っていた。淡いピンクの上下スーツはいかにも「若いママ」という感じだった。はじめは「あんなカワイイ色が似合っていいなぁ……」くらいにしか思っておらず、当時、すでに38歳だった自分の体型と見比べたりもしていたものだった。しかし彼女が自分の旦那さんらしき人に話している言葉が聞こえてきてしまった。



リナちゃんは素直で良い子なんだけれど……私は正直リナちゃんのママとはあまり関わりたくないな……そう思っていた。決定的だったのが、年長になった頃、彼女がリナちゃんと話していた会話だった。



あの非常識な親の娘か……。一瞬不安はあったけれど、息子が選んだ子だ。私は特段にあの親子について触れず、

ショウヘイ母:「あなたが選んだということは、娘はしっかりとした子なのね、きっと。幸せになりなさい」

とだけ言って、2人を祝福した。

【第10話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・荻野実紀子