中国の「高速鉄道」における優位性、脅かすのは「米国」か=中国
総営業距離などで「世界一」を達成し、中国人の誇りになっている高速鉄道だが、日本だけでなく、米国も将来的は「ライバル」になるかもしれない。中国メディアの百家号は8日、米国で開発中の「ハイパーループ」を紹介する記事を掲載した。高速鉄道分野における中国の優位性を脅かすかもしれないという。
「ハイパーループ」とは「真空状態に近いチューブ」の内部を浮上した車両が超高速で進む、という新たな輸送システムであり、米国だけでなく、日本など各国でも昔から研究が進められてきた。記事は米国での研究開発について、2017年からテスト運行を始めて開発が着々と進んでいると伝えた。記事によると、最初のテストでは時速70マイル(約110キロ)、2度目は時速310キロと改良されたという。
さらに、2020年にはラスベガスで有人テストを行い、500メートルのチューブの中を最高時速170キロで走行したと記事は紹介した。気になる乗り心地については「加速時にジェットコースターのような違和感が全くなく、飛行機のような乗り心地だった」そうだ。
では、中国は次世代高速鉄道をめぐる競走で後れを取ってしまったのだろうか。記事は、中国がハイパーループ開発で目指しているのは時速4000キロで、レベルが違うことを強調した。北京から上海までは約1400キロなので、本当に時速4000キロが実現するなら20分で到着できることになる。ハイパーループは時速1000キロほどで走行が可能と言われているが、中国はそれを大きく上回る速度を目標にしているというのは果たして本当なのだろうか。
中国としては、やはり何事もやるからには世界一を目指したいのだろう。これまで中国は、海外輸出などで日本の新幹線をライバル視してきた節があるが、米国も侮れないと感じているようだ。とはいえ、ハイパーループは技術的な問題に加えて経済性も大きな課題となっている。その実現性はまだ不透明だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
「ハイパーループ」とは「真空状態に近いチューブ」の内部を浮上した車両が超高速で進む、という新たな輸送システムであり、米国だけでなく、日本など各国でも昔から研究が進められてきた。記事は米国での研究開発について、2017年からテスト運行を始めて開発が着々と進んでいると伝えた。記事によると、最初のテストでは時速70マイル(約110キロ)、2度目は時速310キロと改良されたという。
では、中国は次世代高速鉄道をめぐる競走で後れを取ってしまったのだろうか。記事は、中国がハイパーループ開発で目指しているのは時速4000キロで、レベルが違うことを強調した。北京から上海までは約1400キロなので、本当に時速4000キロが実現するなら20分で到着できることになる。ハイパーループは時速1000キロほどで走行が可能と言われているが、中国はそれを大きく上回る速度を目標にしているというのは果たして本当なのだろうか。
中国としては、やはり何事もやるからには世界一を目指したいのだろう。これまで中国は、海外輸出などで日本の新幹線をライバル視してきた節があるが、米国も侮れないと感じているようだ。とはいえ、ハイパーループは技術的な問題に加えて経済性も大きな課題となっている。その実現性はまだ不透明だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
