シャラポワ、引退のきっかけとなった試合とは 手記で明かすライバルに喫した完敗
米誌に寄せた手記で明かしていた思いとは
女子テニスの元世界ランク1位マリア・シャラポワ(ロシア)が現役引退を表明した。4大大会5勝、一時代を築いた“妖精”は手記の中で引退を考えるきっかけとなった出来事を明かしている。ヤフースポーツオーストラリア版が報じている。
32歳での決断、引退が頭をよぎったのはいつだったのか。シャラポワは米誌「Vanity Fair」の手記の中で引退を表明。瞬く間に世界を駆け巡った。なぜ、引退を決断したのか。きっかけは元女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)との一戦にあったという。
豪ヤフーでは、手記の内容を紹介。「シャラポワは昨年の全米オープンで、セリーナに1-6、1-6の大敗を喫したのだが、それが引退を考えるきっかけになっていたことを明かした」と伝えている。昨年の全米オープン1回戦でシャラポワはセリーナにわずか2ゲームしか取れずに完敗を喫していた。
シャラポワは手記の中で「テニスに完璧はありません。テニスが要求することに注意を払いながら、ひっきりなしに来る邪念を取り払わないといけません」と胸中を記しているという。
セリーナに19連敗、全米の完敗で引退を決断
記事では「2004年にウィンブルドンでウィリアムズに勝ってから、シャラポワ対ウィリアムズのライバル関係はフェデラー対ナダルに匹敵するほどの注目を集めるかと思われた。しかしそういう形にはならなかった。彼女はウィリアムズにその年のシーズン終盤のツアー大会で2-1で勝利を収めた。しかしそれ以降直接対決では19連敗を喫したのである」とセリーナに負け続けた軌跡を伝えている。
そして最後の直接対決での完敗で、「キャリアを止めること決断した」と続けている。
シャラポワは17歳でウィンブルドンを制し、2005年には世界ランク1位に上り詰めた。以降も怪我と戦いながら、ビッグタイトルを制してきた。だが、2016年にドーピング違反で15か月の出場停止に。その後は輝きを取り戻すことはできなかった。そして現役を終える決め手となったのはライバルに喫した完敗にあったようだ。(THE ANSWER編集部)
