2020年。令和になっても、できる大人は仕事も遊びもアクティブがいい。

レストラン、グルメ、トレンド…最新情報は、東京を艶やかに過ごすために必要不可欠。

昼も夜も、素敵な毎日を過ごすための最適なトピックスを厳選してお届けするこの連載、前回は、青山の隠れ家鮨店を紹介した。

今回は、銀座で大注目の焼き鳥店だ。




焼きの名手が銀座に構えたしっぽり系焼き鳥店は、連日エリートで溢れていた
『焼き鳥 雅流』


焼き鳥店が点在する銀座にまたひとつ、注目の新鋭がオープンした。

銀座コアの裏手、あづま通り沿い。

表通りの華やかさとはうってかわった静かな通りだが、『ラフィナージュ』や鮨の『さわ田』など知る人ぞ知る名店が潜む洒落たビル。

銀座駅から徒歩1分の立地にありながら、その4階に潜む佇まいは、それと知らなければ気づかないほど密やかだ。

扉を開ければ、カウンター10席のシックな空間が広がる。




ご主人の中島雅敏さんは38歳。白金『酉玉』や麻布十番『鳥善瀬尾』など焼き鳥の名店で修業を積んだ実力派。

独立するなら、華やかさ溢れる銀座の街で、と心に決めていたのだとか。

2年の準備期間を経て昨年9月にオープン。やや暗めの落ち着いた照明は、デートはもちろん気軽な接待にもオススメだ。




自身も焼き鳥が大好きというだけに、扱う鶏は低コレステロール、低脂肪のヘルシーな山梨の健味どり、炭は紀州備長炭と素材を吟味。

旨い焼き鳥への情熱は人一倍で、串打ちから炭の組み方など細部に渡り気を使う。

ちょうちん¥500は単品の追加メニューのひとつ。

焼きすぎないようややレアに焼きあげ、中はトロトロのキンカンとクニュッとした卵管との食感のコントラストが楽しい一本。

いずれのコースも串は7本。しこしこの歯応えが小気味好い塩味のせせり、タレ味のかしわ、塩味の白レバーは定番メニュー。

突き出し代わりの千切り野菜の塩もみ、前菜のトマトの土佐酢漬けなどさりげない一品も気が利いている。




¥8,000コースの〆の親子丼(単品¥1,300)も中島さんの自信作。奇をてらわない王道のおいしさだ。

卵は、濃厚で臭みのない寿雀卵を使用。魚介類、海藻、貝化石を独自に配合した飼料で育てた鶏の卵だ。

卵かけごはん¥800で、卵の美味しさをダイレクトに味わうのもいい。

コースは、特選コース¥8,000と雅流コース¥6,000の2種。

追加の単品メニューには、ふりそで(肩肉)、まくら(ももの一部)など希少部位もある。

名店の佇まいながら通いやすい空間と値段。

銀座にまたひとつ、大人が満足する焼き鳥店が誕生したことは間違いない。