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日曜の朝からほっこりした。癒やされた。それは、可愛い犬&猫たちの映像が、様々な“言葉”を掘り下げる「コトノハ図鑑」(MBS)という番組でたっぷりと流れていたからだ。現在、空前の「猫ブーム」。2017年から2年連続で猫の飼育数が犬を上回ったというが、1月26日(日)に放送された同番組では、「ニャンともワンダフルなコトノハ連発!犬&猫のコトノハ」と題して、犬種&猫種名の驚きの意味などを掘り下げた。

「実は...犬派?猫派?」


今回、取材するのはMBSの松井愛アナウンサーと来栖正之アナウンサー。松井アナは、「『犬猫』ではなく、『猫犬』です!」とテーマタイトルを訂正しながら登場。「猫派です!猫大好き!」と熱い。
一方、来栖アナは現在、「モカ」というメスのミニチュア・ダックスフントを飼っているという。この時、愛犬・モカの画像が出たのだが、「可愛いね〜」と声に出して言ってしまうほどだった。
松井アナと来栖アナは、言語に詳しい京都先端科学大学の丸田博之教授と共に、大阪・富田林の「ワールド牧場」を訪れていた。そこで、いきなり丸田教授がカミングアウト。「わたくし、犬も猫も大好きですが、実はちょっと動物アレルギーがありまして...今日は距離を置かせていただきます」。教授は申し訳無さそうにしていたが、大丈夫なのか...

「ダックスフント」


この牧場は、ヒツジやヤギ、馬といった牧場動物以外にも、小型犬から大型犬まで人懐っこい犬とふれ合えるスペースがある。そこで、まずは「犬のコトノハ」を学ぶことに。マスク姿の丸田教授は、来栖アナが飼っている「ダックスフント」の犬種名について出題した。
「なぜ、ダックスフントというのでしょうか?」。
答えは、ドイツでアナグマ狩りに使われる狩猟犬だった『ダックスフント』。ドイツ語でダックスは『アナグマ』、フントは『犬』の意味。もちろん、来栖アナは「飼っているので知っていました!」と正解していた。
ちなみに「ダックスフント」はドイツ語、「ダックスフンド」は英語。どちらも正しい。

「ラブラドール・レトリバー」


次は、盲導犬や介助犬として活躍する「ラブラドール・レトリバー」の犬種名の由来について出題された。分かるだろうか。
正解は、カナダの北東部にある地名『ラブラドール地方』が由来。そこが原産地。そして、「レトリバー」は、レトリーブ(retrieve)=持ち帰るという動詞からきている。人間が仕留めた獲物を『持って帰ってくる』という意味。中でも、ラブラドール・レトリバーは、水辺で仕留めた魚や鳥などを泳いでとってくるのが得意だったので、指の間には「水かき」がついていた。
このほか、地名が名前になった犬は、メキシコ・チワワ州が原産地の「チワワ」や、地中海の真ん中にある小さな島「マルタ島」が原産地の「マルチーズ」など。


また、ロシアのフィギュアスケート選手アリーナ・ザギトワにプレゼントし、話題となった「秋田犬」、「土佐犬」などは、日本の地名が由来であるが、では、「柴犬」の犬種名の由来は分かるだろうか。
「柴犬の『柴』という漢字を上下に分けますと、『此』と『木』になります。『此』とは、もともとは小さい枝という意味があります。日本犬は、土佐犬や紀州犬など大型犬が多いので」と、丸田教授。
柴犬=「小さい犬」という意味があるという(諸説あり)。

「犬猿の仲」


続けて丸田教授は、ことわざの「犬猿の仲」についてこのように解説した。
「実際には、犬と猿は仲が良いケースもありますが、一説によると『干支』が関係していると言います。申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)の間に『酉』が入っています。鳥が仲裁をしているイメージがあることから、『犬と猿は仲が悪い』となった」。
さらに、昔話「桃太郎」でも、犬と猿を仲裁するためにキジ(鳥)が最後に仲間になったといわれている。

「マンチカン」は「オズの魔法使い」が由来?


次は、お待ちかね「猫のコトノハ」について。取材場所の「ワールド牧場」には、チンチラペルシャ・アメリカンショートヘア・メインクーン・ロシアンブルー・ラグドール・ラガマフィンなど10種の可愛い猫とふれ合えるのだが、犬と違い、猫のふれあいスペースに行っても一匹も寄って来ない。そんな状況に松井アナは「犬みたいに来ないところが素敵。私は今、悶絶しています」と嬉しそう。
ここで、丸田教授は「マンチカン」という猫種名の由来について出題した。分かるだろうか。
手足が短くて可愛らしいのが特徴の「マンチカン」は、「オズの魔法使い」に登場する「マンチキン族」が由来という。

「アライグマ+猫=?」

次に解説したのは、猫を使った慣用句「猫ばば」。
これは、「お金を隠して着服することを、『猫がフンを隠す』のにかけています」と丸田教授。ほかに、「猫舌」についても解説。当然、猫は、熱いモノが苦手だろうと考えていたが、実は、ほとんどの動物は熱いモノが苦手という。丸田教授は「猫は人間にとって身近な動物なので『猫』が代表して使われ、『猫舌』となりました」。
そして、猫種名について出題した。「アライグマが名前の由来の猫はなんでしょうか?」。
松井アナは「メインクーン」、来栖アナは「ベンガル」と答えたが、正解は松井アナの「メインクーン」。
メインクーンは、大人になると体長が1辰砲覆襪箸いΑその体の大きさから「アライグマと猫をかけ合わせてできたという説があります」と解説。アライグマは、英語でラクーン(raccoon)。その「クーン」とアメリカの「メイン」州を合わせて「メインクーン」となった。
冒頭にも記したが、本当に可愛い「犬&猫」の映像に癒やされた。しかし、あまりにも可愛すぎて、動物アレルギーの丸田教授が解説した"犬&猫のコトノハ"についてはあまり頭に入っていないかも...。

     ◇

「コトノハ図鑑」(MBS 毎週日 あさ5時45分放送)は、MBSのアナウンサーが「コトノハ図鑑」の編集者として様々な分野の"言葉(コトノハ)"の世界を取材。「アナウンサーが言葉を学ぶこと」を通して、視聴者にも発見を届ける。"コトノハ"を深く知れば、『人生が少し豊かになる』をコンセプトに知的好奇心をくすぐる番組。

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