中日・松坂に求めるのは「二桁勝利ではなくチームの起爆剤」 岩村明憲キャンプレポート・中日編
岩村明憲のプロ野球キャンプレポート第5弾。
ヤクルトスワローズやメジャーリーグ、日本代表で活躍し、現在はBCリーグ福島レッドホープスで監督兼球団社長を務める岩村明憲さん。中日のキャンプを視察して感じた、今年のポイントは…。
・合わせて読みたい→
岩村明憲が後継者・村上宗隆へ助言「ミスをしろ」 岩村明憲キャンプレポート「ヤクルト編」(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/akinoriiwamura-camp-report-04/)
「野球はピッチャーではなくバッテリー」捕手のポジション争いに注目
注目のドラ1根尾くんは2軍キャンプだったので、直接見ることができなかったのが残念ですね。ロッテの藤原くん、広島の小園くんなど、同級生が刺激し合いながら成長していってくれると、野球界がもっと盛り上がるでしょうか。
与田監督と伊東勤ヘッドコーチと話をさせてもらいました。見ていておもしろかったのはキャッチャーのポジション争いですね。
大野もそうですし、加藤、杉山、木下あたりで、守備でも打撃でも切磋琢磨しているようでした。シートバッティングでホームランを打っている選手もいましたし、そういうところでのアピールをして、ポジション争いをしてレベルアップしていってもらえればと思います。オープン戦では彼らを併用していますが、シーズン入って誰がマスクを被るかはまだわからないです。
野球はピッチャーとも言いますが、バッテリーですからね、安心できるキャッチャーが必要不可欠です。谷繁さん以降のキャッチャーに悩んでいるところはあるのかなと思いますね。元々、投手力に伝統のあるチームですから、ピッチャーは悪くないです。キャッチャーが競い合ってレベルアップすれば、より強力なバッテリーになるでしょうね。
「平成の怪物」の勝利がチームの雰囲気を変える
投手陣で言えば、新加入の外国人左腕・ロメロは勢いがありました。パワーピッチャーで、球が重そうでした。阪神に移籍したガルシアの穴を埋められるかもしれない、期待できるのではないでしょうか。
昨シーズン復活を果たした松坂大輔は、負傷で離脱していたので会うことはできませんでした。まずは怪我を治すことが一番。彼に対してはみんな期待が色々とありますけど、年齢的なところもありますし、何勝を期待するというところではないと思います。二桁勝利ということではなく、チームがピンチの時に彼が勝つことによってチームの雰囲気を変える、そういった点でチームに貢献できるのではないでしょうか。チームが困った時に、彼の経験が生きて来るはずです。
平成の終わりに、「平成の怪物」が頑張る姿を、全野球ファンが期待しています。彼にはそういう力があるのですから。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
