アップルが元スマートロック企業のCEOを雇用。スマートホーム事業にテコ入れ?
アップルが元マイクロソフト役員でスマートロック企業のCEOだったSam Jadallah氏を雇用したことが報じられています。
米ニュース専門放送局CNBCの情報筋によると、Jadallah氏は今後、アップルのスマートホーム事業を率いるようになるとのこと。この人事は、アップルがスマートホーム事業に力を注ぐ計画をしている兆候だと推測されています。今回のCNBC報道後、Jadallah氏はLinkedInでのプロフィールを更新して「現職はアップル」と記載しており、雇用は事実と確認されています。
しかし、その4ヶ月後にOttoは業務を停止。当時の米TechCrunchインタビューで、Jadallah氏は新興企業がハードウェア製品を発売する上での環境の厳しさを語り、会社の買収先を見つけたことを示唆していました。
なお、Ottoの従業員の約70%は、元々はアップル本社で勤務していたスタッフだったとのこと。デザインの近さもさることながら、製品の方向性もアップルと親和性が高かったのかもしれません。
アップルは幅広いサードパーティ製品と連携できるHomeKitや、音声アシスタントSiriと音楽再生機能を備えたスマートスピーカーHomePodなど、様々な家庭向け製品を送り出しています。
しかし、それ以上の数の家電製品を制御できるアマゾンのAlexaやGoogleアシスタントと比べれば、アップルのスマートホーム市場でのシェアはごくわずかに留まっています。先日も「しゃべるバービー人形」にも技術を提供した音声アプリケーション企業PullStringの買収が報じられていましたが、今後はこの方面でもアップルの逆襲が始まるのかもしれません。
