自宅近くにあるお気に入りの散歩コースで。日課として歩き続けている米国とイスラエルによるイランへの攻撃などで世界情勢は混乱のさなかにある。哲学者の柄谷行人さん(84)は、「戦争の時代が来る」と繰り返し警鐘を鳴らしてきた。大著『力と交換様式』を今年文庫化するにあたり、大幅に改訂した背景には、現状認識への危機感があるという。絶望の先にある「希望」を聞いた。(聞き手・滝沢文那)――柄谷さんは、繰り返し戦争