腕利きのアンソロジストとして活躍中のジョナサン・ストラーンによる、現代スペース・オペラ傑作選。2010〜20年代に発表されたなかから、十四篇を選りすぐっている。私のような往年のSF読者にとって、スペース・オペラといえばエドモンド・ハミルトンやリイ・ブラケットの胸躍る宇宙活劇が真っ先に浮かぶが、ここに収められているのはずいぶん進化を遂げた現代的な作品群だ。ストラーンは序文で、「より開かれた、より多様で、