S級S班として奮闘中の犬伏湧也photo by Takahashi Manabu【S級S班としての自覚】怪物――。犬伏湧也(徳島・119期)を評するとき、この言葉がこれまで何度も躍ってきた。そんな彼がとうとうその評価に値する称号を手にした。今年4月、S級S班への昇班。約2200人いる男子の競輪選手のなかで実力上位9人しか選ばれない最上級のクラスだ。デビューから4年間の実績、そして昨年の「KEIRINグランプリ2024」では賞金ラン