(台北中央社)台湾で唯一稼働していた台湾電力(台電)第3原子力発電所2号機(南部・屏東県)が17日、運転を停止し、台湾は稼働している原発がない状態となった。台電は同日、報道資料を発表し、今年中にガス火力や風力、太陽光の発電設備が新たに営業運転を始めるため、民生用の電力需要は問題なく確保できると強調した。第3原発2号機は1985年5月18日に営業運転を開始。法定の運転期限である40年を迎えたため、運転を停止した。