今季のセリエAで長く得点王争いをしながらも、ここ2カ月半は得点を挙げられず、ベンチスタートになることもあったミランFWステファン・
エル・シャーラウィ。だが彼は、3位の座を確保する上で、自らの足跡を残したいと望んでいる。

「確かにまたゴールを決めたいと思っている。そしてチャンピオンズリーグ出場権を獲得したい。(12日の)ローマ戦はサン・シーロでの今季最終戦だしね。ゴールできたら、素晴らしいシーズンにおける、ボーナスになる」

20歳の彼は笑顔を失っていない。2月24日のダービー以降ノーゴールのエル・シャーラウィだが、今季は彼のシーズンだった。3550分プレーし、公式戦で19得点。イタリア代表でもデビューし、ゴールも決めた。

「ローマ戦は重要な試合だ。シエナ戦までもつれ込みたくないからね。開幕時、3位になるのは考えられないことだった。2位になれなかったのは残念だけど、ナポリも素晴らしかったからね。とにかく、僕らは挽回できたことをうれしく思っている」

前節はベンチスタートとなり、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長はマッシミリアーノ・アッレグリ監督の起用法に納得していないようだ。

「会長は僕ら選手たちとも監督とも最高の関係にある。監督も常にそう言っていたはずだ。2人の間には最大限の敬意がある。監督は素晴らしいことをやっているよ。穏やかに、まずは3位という目標を達成できるようにするべきだ」

アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役はエル・シャーラウィを守り、序盤戦での活躍をたたえている。

「誇りに思う。前半戦はゴールを量産し、後半戦はその得点だけがなかった。パフォーマンスはできていたし、たくさんの勝利を挙げている。落胆はしていないよ。監督も満足してくれていたしね。僕はチームのために犠牲を払った。求められているのはゴールだけじゃないんだ」

「ベンチスタートはあり得ることだ。監督のチョイスであり、僕はそれを尊重する。例えば前節は、ロビーニョが素晴らしい試合をした。だからすべて良い方に進んだんだ。今必要なのは白星だけなんだよ」

「(マリオ・)バロテッリとはすぐに素晴らしい友人になれた。好感が持てる人で、僕らはうまくやっている。彼はアドバイスをくれるよ。ピッチでは助けてくれる。少し僕がゴールを決めていないから、励ましてくれるんだ。外の人が彼に抱いているイメージはオーバーだよ」

国外のチームがエル・シャーラウィを狙っているとも言われている。例えばマンチェスター・シティだ。バロテッリはエル・シャーラウィにマンCのことを話しただろうか?

「国外のビッグクラブの関心はうれしいよ。でも、(ロベルト・)マンチーニ監督と連絡は取っていないし、会ってもいない。僕はいつもミランでうまくいっていると言ってきた。素晴らしいファミリーなんだ。すぐに家だと感じることができた。長く残りたい。マリオとマンCの子とは話していないよ」