25日のロシア代表との国際親善試合で、ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督はおそらく、イタリア代表との試合で起用したのと同じ守備陣で臨むだろう。ただしブラジルでは、ルシオとエジミウソン、ロッキ・ジュニオールを起用してワールドカップ(W杯)を制した2002年のときと同じように、3バックで臨むべきとの声も大きい。

ダビド・ルイスとダンテの2人がイタリア戦で見せたパフォーマンスを受け、もちろん、どうしてローマDFレアンドロ・カスタンを、そしてDFマルキーニョスを招集しないのか、疑問の声は上がっている。マルキーニョスはおそらく、今のブラジルで最も素晴らしい未来がある選手だ。

確かに、負傷はあった。カスタンは1カ月の離脱から復帰して15日だ。だが、マルキーニョスが負傷したのは、すでに招集が発表された後の日曜だった。

カスタンとマルキーニョスはローマに残ることとなった。前者は家族に時間をささげ(数カ月前に第二子のジャンルカ君が到着)、後者は23日にオスティアの海へと、やはり家族と出かけている。だがもちろん、スコラーリ監督からの連絡が届けば、喜んでそちらに向かっていただろう。

そもそも、カスタンは代表の座を勝ち取ったばかりだった。コリンチャンスでも彼を指揮したマノ・メネゼス前監督から、昨年9月27日に招集され、左サイドバックとしてではあったが、2試合に出場している。それぞれ良いパフォーマンスだった。

一方のマルキーニョスは、まだ代表デビューしていない。U-20南米選手権出場を“拒否”したことが不利に働いたのは確かだが、未来は彼のものだ。特に、改善の余地を生かし、このままのペースでプレーを続けるのであれば、なおさらだろう。

スコラーリ監督は28日、4月6日のボリビアでの親善試合に向けて招集メンバーを発表する。このときも、カスタンとマルキーニョスはリストに含まれないだろう。だが、前者がコンフェデレーションズカップ出場を夢見ているのは明らかだ。また、マルキーニョスもU-20W杯を2014年W杯への名刺にしたいと願っている。

マルキーニョスは最近、「どうして出場できないと考えなければいけないんだ? 予測できないことなんて、これまでもたくさんあった。実現できるように争っていくよ。U-20W杯に出る方が、もちろん簡単だけどね」と話していた。

U-20W杯は6月21日から7月13日までトルコで開催される。それが終われば、ブラジルW杯への“攻勢”が始まるだろう。