空白の3年、ボンヤスキー復活の真意
『世界のトップキックボクサーの90パーセントと契約した』と豪語するGlory Sports Internationalと、日本大会を共催するG-Entertainmentの提供による、GLORY Fighterインタビュー=レミー・ボンヤスキー編。現役引退から2年10カ月、レミーは新生GLORY誕生に合わせて再びリングに舞い戻ってきた。12月の東京大会に先立ち、10月6日に開催されるベルギー大会でアンダーソン・シウバを相手に復帰戦を迎えるレミー。空白の3年間、そしてGLORYで戦うことへの想いを聞いた。
「そうだね。3年ぶりの日本だよ。でも東京はいつ来ても楽しいし、僕は日本のファンが大好きなんだ。日本に来ると“戻ってきた”という気持ちになって、日本は僕にとって我が家みたいなものだね」
――3年ぶりの来日ということで、レミー選手は日本のメディアに登場する機会が少なかったと思います。一度、引退を発表した後、GLORYベルギー大会で現役復帰を決めたと報道されていますが、引退発表から現役復帰までのことを聞かせてもらってもいいですか?
「確かに僕は2010年に現役引退を発表した。それからは自分のジムで指導を始めて、生徒たちを最低でも僕くらいの選手、僕を超える選手にしたいと思ってやってきた。でもそのためには僕自身が戦う必要があるんじゃないか。僕がリングで戦う姿を生徒たちに見せる必要があると思ったんだ。その時にちょうどGLORYが戦う機会を与えてくれて、この新しいイベントで戦うことにエキサイトしている。僕のカムバックにとって最高の機会が訪れたと思っているよ」
――日本では目の負傷が原因で引退したと伝わっていたのですが、もう問題はないのですか?
「それは確かな情報で目を怪我したのも事実だ。その怪我が治って、試合が出来る状態にまで回復したから、復帰を決めたという部分もある」
――現在、レミー選手は自分のジムで指導をしながら、ジムで試合のためのトレーニングされているんですか?
「そうだね。生徒を指導し、生徒たちとトレーニングをしている。2年間無敗でIT'S SHOWTIMEの95キロ級王者になったダンヨ・イルンカは僕の一番の生徒で、これからもっと新しい生徒たちが育ってくると確信している」
――ところでK-1を3度制したレミー選手は、GLORYというイベントにどんな印象を持っていますか?
「GLORYの新しいトーナメントのフォーマットはフレッシュだし、すべての選手を公平に扱うために出来たものだと理解している。きっと2、3年後にはGLORYのフォーマットがスタンダードになるんじゃないかと思っている。そしてGLORYのために尽力しているスタッフのことは信用もしているし、信頼しているよ」
――ベルギー大会では復帰戦、そして12月の東京大会へ向けた前哨戦としてアンダーソン・シウバと対戦します。
「まず10月6日にまたリングに立てることをうれしく思っている。アンダーソンはニューカマーと言える選手で、その中でも特に実力と可能性を秘めている選手だろうね。でも僕の方が経験もあるし、彼に負けるつもりはないよ」
――3年ぶりの実戦となりますが、コンディション面での不安はないですか?
「確かに僕は3年間、ハイレベルなコンペティションからは離れていたかもしれない。でも僕は5歳からスポーツを始めてから、今の今までずっとスポーツマンなんだ。試合をしていない間も酒は飲まなかったし、タバコも吸うこともない。実戦という面からすれば、周りは不安視されるかもしれないけど、この3年間、僕は今まで以上に自分の体を大切にしてきたから、何も問題はいないよ」
――12月の東京大会は16人制のワンデイトーナメントで、決勝以外は2分2Rというルールです。K-1 WORLD GPとは違う形式でのトーナメントですが、レミー選手はそれについてどう考えていますか?
「僕自身はとてもいいフォーマットだと思う。3分3Rよりも試合時間が短くなって、より選手はアグレッシブになって爆発的に戦うことが出来る。きっと見ているファンのみんなも今まで以上にファイトを楽しめるんじゃないかな」
――レミー選手はK-1で3度王者になり、ずっとK-1を主戦場に戦ってきた選手です。今回、K-1ではなくGLORYというイベントに出て、日本で戦うことについて思うことはありますか?
「最初に言っておきたいのは、僕はK-1に対して悪く思うようなことは一切ない。僕というファイターをここまで育ててくれたのはK-1だからね。K-1じゃないイベントで戦うことに残念な気持ちはあるよ。でも今はGLORYが最高の場で、GLORYという生まれたばかりのイベント、そして可能性があるイベントで戦うことに頭を切り替えているんだ。今の僕の目標はGLORYでベストのファイターになることだよ」
――レミー選手はヘビー級でも随一のテクニシャンですが、12月の試合に向けて何か新しいテクニックは用意していますか?
「みんなが期待しているようなシークレットウェポンはないかな(笑)。僕は今までがそうだったように、ファンが喜んでくれるような、いい試合をすることを心がけているだけさ。シークレットウェポンはないけれど、僕の持っている技術をすべて使って、みんなが楽しめる試合をするよ」
――復帰を持ち望んでいた日本にメッセージをお願いします。
「戦う舞台がK-1ではなくGLORYになったけれど、僕はずっと日本のファンが大好きで、日本のファンにエキサイティングな試合を見せたいと思っている。そして12月には僕がGLORYのトーナメントでチャンピオンになる姿を見てもらいたいね!」
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