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 日本テレビで21日に放送されたサッカーW杯北中米大会の日本―チュニジア戦の平均世帯視聴率が30・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。1月3日放送の同局「箱根駅伝・復路」と並び、今年放送された全番組で1位タイ。瞬間最高は37・0%で、試合終了時の午後2時55分に記録。個人視聴率は22・5%だった。

 占拠率は62・6%。前4週の平均5・6%という、本来数字が取れない日曜昼では異例の数値となった。4歳以上で1分以上番組を見た人数は約3900万8000人で、全人口の約3分の1が試合を見たことになる。今大会はDAZNで全試合を中継するなど、視聴形態が変化し、NHKBSでも放送している中で高数値となった。テレビ関係者は「国民的人気コンテンツだと見せつける形となった」と話している。

 一方で15日にNHKで生中継された日本代表の初陣・オランダ戦の関東地方の世帯視聴率は試合開始が午前5時だったにもかかわらず27・1%だった。それだけに、民放関係者からは「早朝の時間帯でこの高視聴率だったことで第2戦は40%近くいくのではという見方もあっただけに30・2%か…という期待外れという声も出たのは事実」という指摘もあった。日テレ関係者は「日曜昼だったことでパブリックビューイングなど、外で見た人も多いのでは。楽しみ方の多様化も影響した」と振り返った。

 それでも近年各局はコア視聴率(13〜49歳の個人視聴率)を重視しており今回は19・0%。「ゴールデン・プライム帯でも5%取れれば『やったー』という声が上がるといわれている中で驚異的な数字。局内では評価する声も多い」と話す関係者もいる。

 決勝トーナメント進出が懸かる次戦は26日午前8時キックオフ。放送はNHKで、解説は本田圭佑(40)、実況は前回大会のドイツ戦で大金星の瞬間を担当した同局曽根優アナウンサーがタッグを組む。金曜の午前中で、通勤通学の時間帯と重なって高視聴率は期待しにくいとの見方もあるが、どんな数字が出るか注目される。