コスプレ用に買ったスーツ 付着の “粉”を洗い流し大変なことに

今年1月、兵庫県に住むコスプレ好きの女子高校生は、人気アニメ『終末のワルキューレ』に登場する筋肉ムキムキのキャラクター・始皇帝のコスプレをどうしてもやりたいと思っていた。
彼女のもとに届いたのは、シリコーン製の筋肉モリモリ男子のスーツ。早速着てみようとしたところ、スーツの内側が何だか粉っぽい。「洗ってから着た方がいいか」と思った彼女は、メイクを落とし、お風呂に入るついでに筋肉スーツを洗うことにした。
粉をきれいに洗い流し、ふと試しに着てみたくなった。腕周りや首元がかなり狭くきつかったもののなんとか着てみると、本物と見間違えるほど筋肉隆々のボディーに。
リアルな仕上がりに見とれたが、風呂から上がろうとするも肌にピッタリ密着してびくともしない。実は、スーツの内側についていた粉は、脱ぐ際に滑りやすくするためのものだった。それを知らずにきれいに洗い落としてしまったため、スーツが肌に張り付いて脱げなくなってしまったのだ。
なんとか脱ごうと全力で引っ張った結果、頭がスーツの中に入り込んでしまった。シリコーンが密着し、うまく呼吸ができない。必死に脱ごうとすればするほど呼吸は苦しくなり、視界も塞がれて歩くことも難しい。叫んでも家族はすでに寝てしまっている。
そこで彼女が取った作戦は、小さい頃からバレエを習って体が柔らかかったことを活かし、体を折りたたんでスーツの首の部分を足の指で抑え、腰の力で押し出すというもの。何度も繰り返した末、ついにスーツから脱出することができた。
シリコーン製の筋肉スーツは本来、オイルを塗り込み、シャツなどの上から着用するアイテム。素肌のまま着るのは非常に危険なので、絶対に避けるべきだ。
