夜11時過ぎ、一人で家にいた女性がふと立ち上がった瞬間、天井に大きなムカデがいたことに気づく。大の虫嫌いの彼女はパニックに。

その時、殺虫剤があることに気づいた。しかし父の「梅雨の時期になるとムカデがよく出るから。殺虫剤でもなかなか死なないんだよ」という言葉がよぎる。確実に一撃で仕留めるには、と考えた末に彼女が思いついたのが掃除機だった。

こうして掃除機で吸い取る捕獲作戦を決行。恐る恐る中を確認すると、ゴミにまみれてムカデの姿が見えない。しかし、ホースの先から出てきたら大変だと思った彼女はキッチンへ向かい、アルミホイルでホースの先をしっかり閉じた。

とはいえムカデはまだ生きている。ホースの先から掃除機の中に殺虫剤を注入し長時間置いておけばムカデの息も絶えるのではと考えた彼女は、殺虫剤が中まで行き届くようにスイッチをオンにしたまま、一気に殺虫剤を噴射した。

次の瞬間、掃除機は大爆発。掃除機のモーターが回り電気が流れると、振動で電気が空気中を流れ火花が発生することがある。そして殺虫剤には可燃性のガスが含まれているため、ガスがモーターの火花と接触し爆発が起きたと考えられる。あらゆる掃除機メーカーの注意書きには「可燃性ガスなどの引火性のあるものを吸わせない」旨がきちんと記載されている。

ムカデ退治の末、掃除機は壊れてしまった。ムカデが入ったままの掃除機は逃げないように蓋をして、その後家族に処分してもらったという。殺虫剤と掃除機の組み合わせは絶対にNGだ。