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日本時間の15日朝、アメリカとイランの双方が、戦闘終結に向けた合意が成立したと発表しました。こうしたなか、つい先ほど、トランプ大統領が「ホルムズ海峡で船舶が動き始めている」などとSNSで投稿しました。

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アメリカのトランプ大統領が日本時間15日午後10時すぎ、SNSを更新しました。

トランプ大統領
「船が動き始めており、その多くは石油を積んでホルムズ海峡を出ている」

日本時間の15日朝、トランプ大統領がイランとの戦闘終結に向けた合意の成立を発表しました。

日本時間午後9時ごろ、イランの報道官も「100日間近くアメリカはイランの文明まで破壊しようとしましたが、戦闘終結に関する合意が成立した」と双方が合意を認めた形ですが、アメリカとともにこれまでイランを攻撃してきたイスラエルは“反発”しています。

■“誕生日パーティー”の数時間前に…

金網越しに映るトランプ大統領の映像では、格闘技の試合を観戦している様子がわかりますが、実は、そのリングがあったのはホワイトハウスの庭です。

この日はトランプ大統領の80歳の誕生日で、前代未聞ともいえる“誕生日パーティー”が行われたのです。

盛大に祝われたトランプ大統領ですが、この数時間前、自身も、ある“お祝い”をSNSに投稿していました。

トランプ大統領
「イランとの合意が成立した。おめでとう」

■米イラン双方が初めて合意認める

イランとの戦闘終結に向けた合意が成立し、ホルムズ海峡が開放されるとしたのです。今回は、イラン側からも…

イラン国営放送
「イランがアメリカに和平合意を受け入れさせた」

アメリカとイスラエルが、イランへの軍事作戦を開始して3か月半ほどですが、双方が合意を認めるのは初めてのことです。

■先週の攻撃で“合意遠のく”の声も…

これまでも、トランプ大統領から、「交渉はほぼ終えた」などと、合意を示唆する発言はありましたが、そのたびに、イラン側からは否定的な声が上がっていました。

また、先週には、アメリカが自衛のためとして、イランに対して攻撃を行っていて、合意が遠のいていると指摘する声も上がっていました。

■公式の署名式「6月19日にスイスで」

こうしたなか、双方が戦闘終結の合意を認めました。

イランの外務次官は「正式な署名後に覚書の全文が公表される」と述べていて、最大の焦点であるイランの核開発問題については、「60日間の交渉期間中に協議する」と表明したといいます。

また、仲介国パキスタンのシャリフ首相はSNSで、「レバノンを含むすべての戦線で、即時かつ恒久的に戦闘を停止することを双方が宣言した」、公式の署名式は「6月19日にスイスで行われる」と明かしました。

■イスラエルは“反発”阻害要因の可能性も

一方で、イスラエルは“反発”をしていて、カッツ国防相はレバノンから撤退しないと述べたということです。

専門家は、イスラエルが交渉の阻害要因になる可能性があると指摘します。

アメリカ政治に詳しい明海大学・小谷哲男教授
「イスラエルは交渉に関わっていたわけではないので、自分たちはそれにとらわれないという立場。トランプ大統領はネタニヤフ首相に圧力をかけていく。究極的には、アメリカはイスラエルの軍事支援を止めるカードを持っている。そのカードをチラつかせることもある」

■戦闘終結すれば今後の原油価格は?

戦闘が終結すれば、ホルムズ海峡が開放されて、原油の供給が回復すると期待されますが、今後の原油価格について専門家は、「中東の石油精製施設などが被害を受けたり、減産したりしていることなどから、元の相場や供給体制に戻るには3か月ほどかかる」と指摘しています。

(6月15日放送『news zero』より)