取材会に登場した中村鴈治郎さん

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歌舞伎俳優の中村鴈治郎さん(67)が15日、令和8年7月歌舞伎鑑賞教室『神霊矢口渡』の取材会に出席。あまり歌舞伎を見たことのない層に向けての上演について、意欲を見せました。

この鑑賞教室は国立劇場が主催し、歌舞伎の魅力をより多くの人に気軽に楽しんでもらおうと、解説と併せて充実した俳優陣による人気演目を上演するものです。

鴈治郎さんは公演について「(歌舞伎を)自分から見たいという方とそうじゃない方と当然違いがあるわけですけれども、その中で飽きさせない、目を離させない、楽しんでいただけるということ。“もう一度あなたの歌舞伎を見てみたいな”と(思ってほしい)。“歌舞伎もう見なくていいや”と思わせないようなことであればいいなと思います」と思いを語りました。

『神霊矢口渡』は、強欲な父から愛する人を命がけで守る娘の悲恋と奇跡の物語。鴈治郎さんは「ストーリー的には単純であると思いますので。たった一晩のことで命まで投げ出すくらいほれる男がいるっていう、確かに歌舞伎っぽい」と作品の魅力をアピールしました。

続けて「歌舞伎っていうのはそういう演目がたくさんございます。それが理屈じゃなく楽しんでいただける、分かってもらえればいいなと思います」と願いつつ、「ただ中学生にはちょっと早いかな」と冗談交じりに話しました。

歌舞伎鑑賞教室は7月4日から15日まで都内『大田区民ホール・アプリコ』にて開催されます。