マツダ・ロードスターは究極のアナログ・スポーツカー トヨタ・ハイラックスはピックアップの1番 英国ベストバイな1台(2)
究極のアナログ・スポーツカー
リチャード・レーン(以下:リチャード):ベントレー・フライングスパーは、同クラスの中では特に快適。メルセデスAMG S 63は見事な操縦性ですが、上級サルーンとしては及ばないでしょう。ラグジュアリーかスポーティか、多くのモデルは選ぶ必要があります。
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イリヤ・バプラート(以下:イリヤ):自分がマツダMX-5(ロードスター)を選んだ理由は、まさにスポーティさを求めたから。究極のアナログ・スポーツカーだと表現できます。価格は3万ポンド後半(約750万円)へ上昇しても、最高に楽しい。

手前からマツダ MX-5(ロードスター)と、ベントレー・フライングスパー ジャック・ハリソン(Jack Harrison)
マット・プライヤー(以下:プライヤー):そんなに高いんですね。やっぱり、最近の世の中はおかしくなっている。
イリヤ:2.0Lのトップグレードですから。1.5Lエンジンなら、3万ポンド(約630万円)を切ります。でも、この値段で真のドライバーズカーと呼べるのは、これだけでしょう。
リチャード:ケータハム・セブンを除いてね。
秘めた実力を開放できることが素晴らしい
イリヤ:ケータハムへ普段から乗りたいと思う人は、そう多くないはず。MX-5には、スポーツカーへ求めるすべてが詰まっています。しかも、毎日乗りたいと思えます。
軽くコンパクトな後輪駆動で、MTを選べて、ステアリングフィールは夢のよう。改造もできます。(チューナーの)BBR GTiを訪ねて、サスを組んでもらっても良い。

手前からマツダ MX-5(ロードスター)と、トヨタ・ハイラックス ジャック・ハリソン(Jack Harrison)
プライヤー:通常のサスペンションは、少し柔らかすぎますからね。
ジェームス・ディスデイル(以下:ジェームス)それもコンセプトの1つ。実際より、速いと感じさせるためでしょう。
イリヤ:秘めた実力を、開放できることが素晴らしい。気張らないドライバーでも運転を楽しめ、本格的に追求したいなら、BBR GTiなどへチューニングも頼めます。こんな幅広い要望へ応えることこそ、2026年のスポーツカー・ビジネスで成功する鍵でしょう。
ジェームス:見事な技術の結晶ですよ。MX-5は、初代から殆ど大きくなっていませんし、重くもなっていない。それなのに、エアコンとエアバッグを備え、衝突安全性も高めています。
ピックアップの1番がハイラックス
イリヤ:日本のアナログスポーツカーを愛するプライヤーさんが、トヨタ・ハイラックスで乗り込んだ理由は?
プライヤー:自分が選んだカテゴリーは、状況を選ばない最高のオフローダー。ピックアップの良いところは、SUVが目指せる場所なら辿り着けて、汎用性はより高いこと。死んだ家畜や干し草、濡れた愛犬、何でも荷台に載せられます。

左からUK編集部のマット・プライヤーと、イリヤ・バプラート ジャック・ハリソン(Jack Harrison)
ピックアップの1番が、ハイラックス。ボディの幅はこのクラスでは狭い側で、殆どの柵のゲートも通過できます。トヨタだから信頼性は間違いナシで、燃費も良い。オンロードでは最高とはいえませんが、問題ないレベルです。
リチャード:オペラの会場にも、ハイラックスで?
プライヤー:もちろん、気にしません。死んだ羊を荷台へ積んでいたら、睨まれそうですが。
優れた技術が詰まって価格も安いi10
マット・ソーンダース(以下:ソーンダース):自身で乗っている、オリジナルのディフェンダーが壊れたら、ハイラックスに乗り換えます? 満足できるでしょうか?
プライヤー:遥かに良いですよ。僕のディフェンダーは、これまで飼料を運んできたので、車内はカビだらけ。イネオス・グレナディアも悪くないですが、8万ポンド(約1680万円)しますし、小回りが利かない。とにかく、ハイラックスは信頼できるクルマです。

トヨタ・ハイラックス 2.8ディーゼル 48Vハイブリッド・インヴィンシブルX(英国仕様) ジャック・ハリソン(Jack Harrison)
イリヤ:では、この5台から1台を連れて帰るのもハイラックス?
プライヤー:自分はヒョンデi10ですね。今の僕に必要なクルマといえます。そもそも小さなクルマが好きですし、優れた技術が詰まっていて価格も安い。
ジェームス:わたしはMX-5。手頃な価格で買える小さなスポーツカーで、オンリーワン。予算を4倍に増やしても、これ以上の運転する喜びは得られないでしょう。
これまで何度も本気で考えてきたMX-5
イリヤ:僕も、ヒョンデi10かな。純粋なMTですし、小さくて軽いところが好きです。
リチャード:MX-5もベントレーも良いですが、自分はハイラックス。無敵感すらあるタフさと、快適なキャビンで、惹かれるモノがあるんですよね。魅力的なクルマです。

手前からマツダ MX-5(ロードスター)と、トヨタ・ハイラックス ジャック・ハリソン(Jack Harrison)
ソーンダース:僕はMX-5へ1票。実際には買っていませんが、これまで何度も本気で考えました。完成度が高く、クルマとしてのポジショニングも他に例がありません。では、i10とMX-5の引き分けですね。
プライヤー:フォトグラファーに決めてもらいましょう。
ジャック・ハリソン:i10は合理的なコンパクトカーですが、スズキ・スイフトの方があらゆる面で優れていると思います。MX-5は、ザ・スポーツカー。これが、実際に僕が購入したいクルマですね。以前に、2代目へ乗ってもいましたし。
UK編集部が選ぶ2026年のベストバイな5台のスペックマツダ MX-5(ロードスター) 2.0スカイアクティブG エクスクルーシブ(英国仕様)
英国価格:3万3565ポンド(約704万円)
最高速度:218km/h
0-100km/h加速:6.5秒
燃費:14.7km/L
パワートレイン:直列4気筒1998cc 自然吸気
使用燃料:ガソリン
最高出力:183ps/7000rpm
最大トルク:20.8kg-m/4000rpm
トヨタ・ハイラックス 2.8ディーゼル 48Vハイブリッド・インヴィンシブルX(英国仕様)
英国価格:4万8553ポンド(約1020万円)
最高速度:175km/h
0-100km/h加速:10.0秒
燃費:9.9km/L
パワートレイン:直列4気筒2755cc ターボチャージャー+ISG
使用燃料:軽油
最高出力:205ps/3000-3400rpm
最大トルク:50.9kg-m/1600-2800rpm
ヒョンデi10 1.2 79アドバンス(英国仕様)

ヒョンデi10 1.2 79アドバンス(英国仕様) ジャック・ハリソン(Jack Harrison)
英国価格:1万9815ポンド(約416万円)
最高速度:157km/h
0-100km/h加速:13.2秒
燃費:18.5km/L
パワートレイン:直列4気筒1197cc 自然吸気
使用燃料:ガソリン
最高出力:80ps/6000rpm
最大トルク:16.2kg-m/4200rpm
ベントレー・フライングスパー V8ハイブリッド・アズール(英国仕様)
英国価格:22万9000ポンド(約4809万円)
最高速度:284km/h
0-100km/h加速:3.9秒
燃費:22.7km/L
パワートレイン:V型8気筒3996cc ツインターボチャージャー+電気モーター
使用燃料:ガソリン
最高出力:680ps(システム総合)
最大トルク:−kg-m
ボルボES90 シングルモーター・エクステンデッドレンジ・プラス(英国仕様)
英国価格:6万7560ポンド(約1419万円)
最高速度:180km/h
0-100km/h加速:6.6秒
電費:6.4km/kWh
パワートレイン:永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:88.0kWh
最高出力:333ps/4900-7000rpm
最大トルク:48.8kg-m/0-4800rpm
