【家族の悲劇】『柿の葉ずし』の食べ方←親子3代にわたって間違っていた…

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 こんなこと、あるんですね。奈良に行った際に、友人へのお土産に『柿の葉ずし」を買って持って行ったんです。するとその友人は、「ありがとう」と言いながら、ちょっと嫌そうな顔をしながら食べている……。その姿に、ビックリ!

 なんと、柿の葉ずしを包んでいる“柿の葉”をむかずに、葉っぱごとそのまんまむしゃむしゃ食べている!? そして、嫌そうな顔を継続しながら「柿の葉ずしって、なんかカタイやろ。正直、あんまり好きちゃうねん……」と、ひと言。

 私は、間髪入れずに言いました。

「そらそうやろ! 葉っぱごと食べるからやん! 葉っぱは、むいて食べんねん!」

 友人は、「えーっ!? ずっと、葉っぱごと食べるのが正解や思て食べてきたわ!」と驚いた様子。

 どうやら、和菓子の『さくら餅』や『めはり寿司』のイメージで、葉っぱごと食べるもんやと思てたとのこと。さらには、自分だけやなく、親と子どもを含めた親子3代、家族全員が葉っぱごと食べていたそうです。ですから、親子3代そろって「あんまり好きじゃない」んだそうです。そらそうやろ(笑)。

 友人いわく、「お土産などでいただくから渋々食べるけど、自分からは絶対に買って食べたりしない、口に合わないもんやと……」とのこと。

 実際に、友人のおじいちゃん・おばあちゃん(親)と子どもに、柿の葉ずしを渡したら……。全員、葉っぱごと口に入れました(笑)。

 だから、私は言いました。「さっき〇〇(友人)にも言うたけど、柿の葉ずしは葉っぱをむいて中身をいただくもんなんやで」と。

 すると、家族全員が「知らんかった!」と言いながら、葉っぱをむいて中身をぱくり。

「柿の葉ずしって、こんなおいしいもんなんや〜」
「いままで親子3代知らなかったことは、悲劇や」

 なんて言葉をこぼしながら、さらにおかわりを食べてはりました。

 しかし、思いました。食に関する常識や文化は、地域や家庭によって違うもんなんやと。

 先に出てきた“さくら餅の葉っぱ”も、関西では割と食べるのですが、関東のほうではあまり食べないそうです。

 それから、料理に添えられている“パセリ”、刺し身の横にある“菊”や“紅たで”、ケーキの上にのっている“ミント”などなど……。食べられるものではあるが食べない人、はたまた、「いや、食べてますよ」なんて人もいます。

 ですから今回、柿の葉ずしは葉っぱをむいて食べる。これは当然やと思てたんですが、いやいや、葉っぱごと食べるのが普通やと思てる人がほかにもいるんやないか、と……。どうやろか……。

※ラジオ関西『バズろぅ!』2025年6月13日放送回より

(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)