板倉はキャプテン就任をどう捉えたのか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

写真拡大

 遠藤航の離脱に伴い、日本代表の新キャプテンに指名された板倉滉。しかし、その知らせを受けた時点では、遠藤の離脱を知らされていなかったという。

「びっくりした思いはありました。航くんの離脱をその時に知らなかったので。でも、自分のことを信頼してそうやって言ってくれたので、責任と覚悟を持って引き受けたいです」

 2026年6月11日(日本時間12日)、ナッシュビルSCのトレーニングセンターでの練習後、板倉が囲み取材に対応。新キャプテン就任に至る経緯や、その後に受けた言葉について語った。

 そのなかで明かしたのが、練習後に長谷部誠コーチから声をかけられたエピソードだ。

 長谷部は2010年の南アフリカ・ワールドカップ直前、岡田武史監督から急きょキャプテンを任された経験を持つ。当時の日本代表はベスト16進出を果たしており、板倉と似た立場を経験した先輩でもある。
 
 板倉によれば、長谷部コーチから次のような言葉をかけられたという。

「『自分の時も同じような状況だった』と。『滉の人間性とかそういう部分を見て、監督は指名したはずだから、変に気負いすぎずにやれ』と言ってもらえました。今は(吉田)麻也くんやハセさんがいたりと、偉大な先輩方がいるので、本当に恵まれているなと思います」

 突然の大役を託されたものの、覚悟はすでに固まっている。

「常に先頭に立たないといけない。良い時も悪い時も含め、それがチームなので。すべての責任を負ってやりたいと思います。負いたいと思うし。先頭に立ってやっていきたいなと思います」

 キャプテンとして迎える初のワールドカップ。板倉は大きな責任を背負いながらも、堂々と世界制覇を目指す。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
【画像】日本代表のアイスランド戦出場22選手&監督の採点を一挙紹介!最高点はサッカー界に大貢献した37歳。大苦戦で攻撃陣は厳しい評価に…