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 ◇プロボクシング54.0キロ契約8回戦 坂井優太《TKO7回47秒》フローイラン・サルダール(2026年6月10日 東京・後楽園ホール)

 アマ7冠で日本バンタム級3位の坂井優太(21=大橋)が元東洋太平洋バンタム級王者フローイラン・サルダールに(37=フィリピン)に7回TKO勝ちし、デビュー8連勝を飾った。

 遠い距離から切れ味抜群の右ジャブを飛ばした。2回には一瞬の隙をついて強烈なワンツーを決めると、接近戦では左ショートでダウンを奪取。再開後もボディーアッパーで2度目のダウンを奪うなど圧倒。7回にコーナーでメッタ打ちにしたところでレフェリーが試合をストップした。

 2戦ぶりのKO決着に「前回はふがいない試合したので今回はネクスト・モンスターというとこを見せたかった」と笑顔。華麗なステップワークに細かいフェイントを駆使し、18年7月にWBO世界フライ級王者・木村翔に挑戦(6回KO負け)した経験もあるサルダールに何もさせず。“本家”の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)が見守る前で圧巻のパフォーマンスを見せた。

 3月のプロ7戦目では初の判定勝ち。これまで続いていた全KO勝利のパーフェクトレコードは6でストップした。「前回は試合の組み立てが悪くて、今回は太田光亮トレーナーとスパーからコツコツやってきてそれ通りにできた。結果出せて良かった」。調整不足が影響した前回の反省を生かし、スパーリングのラウンド数も通常より多くこなすなど、万全の調整で臨んだ成果を発揮した。

 年内のタイトル挑戦が濃厚の中“前哨戦”で快勝。次戦の挑戦については「そこは太田トレーナーと大橋会長の判断」とした上で「自分自身はいつでもできるように日々の練習を頑張りたい」と覚悟を口にした。