サヨナラ勝利を喜ぶロバーツ監督(ジョン・スーフー/ドジャース提供)

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 「ドジャース1−0エンゼルス」(5日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手が7回2安打無失点、メジャー最多の10奪三振でチームのサヨナラ勝利を呼び込んだ。試合後の会見でデーブ・ロバーツ監督が「好きだね。ああいう姿を見れて本当に良かった」と語ったシーンがあった。

 六回無死一塁、トラウトを見逃し三振に取った場面。コントロールミスだったが、トラウトはバットを出せなかった。直後、左胸をたたきながら安堵の色をにじませた佐々木。どこかマウンドを楽しむような印象で、メジャーに移籍して以降はなかなか見られなかったシーンだ。

 五回に三振を奪ってピンチを脱出した場面もマウンドで雄たけびをあげた佐々木。この日は表情豊かで笑みもこぼれていた中、打者一人、一人で切り替えるかのように顔が変わっていた。

 これにロバーツ監督は「あの感情の出し方はすごくよかった」と目を細めた。「三振を取るために素晴らしいボールを投げた。でも感情を出しつつもやりすぎず、余計なエネルギーを使わなかったところが好きだね。まだ試合は続いていくことをちゃんと理解していた。ああいう姿が見られて本当によかった」と言う。

 この日のストライク率は73・5%を叩きだし、常時有利に勝負を進めた。指揮官は際立っていた部分を問われ「マウンドの存在感だ。球の質や結果を見ても、今は奪三振率が20%台後半で与四球率は5〜6%。これは日本で彼がやっていた数字と同じだ」と力説。「今相手にしているのはメジャーの打者たち。そのパフォーマンスが今はそれと一致してきている。もう迷いや不安がなくなっている。投手が自信を持っていない時というのは見れば分かるし、打者もそれを嗅ぎ取るものなんだ」と評していた。