菅原由勢は麻也の再合流に思いを噛みしめる「すごくチームのことを考えてくれている」
尊敬する先輩と再び日の丸を背負う。4日、北中米ワールドカップに臨む日本代表にDF吉田麻也が「サポートプレーヤー」として合流することが決定。DF菅原由勢(ブレーメン)は名古屋グランパスの大先輩の再合流に「すごくチームのことを考えてくれているし、すごくありがたい」と感謝を述べた。
吉田は5月下旬の国内合宿から同月末のアイスランド戦まで帯同。同試合で先発出場し、「(代表)引退ではなく一区切り」という位置づけで約14分間をプレーした。だが今回、怪我人が増えつつあるチームのサポートプレーヤーとして再び合流することが決まった。
菅原は最初に森保一監督の考えを称賛した。「森保さんなりにできることは全部やっている感がある。すべて隙のないチーム作りというなかで、使えるものは全部使っていることはすごく感じる」(菅原)。直近の活動直前には中村俊輔氏がコーチとして加わり、怪我でメンバーから外れたMF南野拓実もベースキャンプ地のナッシュビルからメンター役として合流。W杯優勝に向けた取り組みに、「森保さんのこの決断はすごくリスペクトできる。すばらしい決断だと思います」と率直に述べた。
豊富な経験を持つDF長友佑都もいるなかで、吉田の合流に「頼れる選手は1人より2人、2人より3人いたほうがいい」と持論を展開した。
「佑都さんはボディランゲージも多いし、言葉を発しながらというのもあるけど、麻也さんはもっと俯瞰してチームを見ている。もちろんキャプテンだったこともあって、チームがどういう方向性でいまトレーニングを積んでいるのか、どういう雰囲気を持ってトレーニングに臨むのかは、たぶん相当目を配っている」
W杯で共闘するタイミングはあったが、前回のカタール大会は菅原が落選。「一緒にピッチに立てればよかったけど、僕が4年前は選ばれなかったので」。その思いを胸に戦い続け、今大会でのメンバー入りを果たした。
報道陣からは、2018年ロシアW杯のときの出来事について質問が及んだ。吉田がロシアW杯に出場した際、菅原が当時所属していた名古屋U18から吉田にメッセージを送ったという。ほかの選手が「がんばってください」と寄せ書きに書くなかで、菅原が書いた言葉は「待っていてください」。そのときを思い出す菅原は「懐かしいですね」と語りつつ、その言葉を記した理由を明かす。
「尊敬していたけど、尊敬しているだけじゃ選手として自分の価値は上がらないと思っていた。目指す以上は超えなきゃいけない。そういうのを口にして現実になるように言っていかないと、行動や日々の生活は変わらないと思った。だから、あえて書いた」
2度目の再会に、菅原は広報担当者に「いつ来るの麻也さんは」と質問。あすの合流と聞くと、菅原は「遅刻です!」とおどけながらも、その瞬間を心待ちにしていた。
(取材・文 石川祐介)
吉田は5月下旬の国内合宿から同月末のアイスランド戦まで帯同。同試合で先発出場し、「(代表)引退ではなく一区切り」という位置づけで約14分間をプレーした。だが今回、怪我人が増えつつあるチームのサポートプレーヤーとして再び合流することが決まった。
豊富な経験を持つDF長友佑都もいるなかで、吉田の合流に「頼れる選手は1人より2人、2人より3人いたほうがいい」と持論を展開した。
「佑都さんはボディランゲージも多いし、言葉を発しながらというのもあるけど、麻也さんはもっと俯瞰してチームを見ている。もちろんキャプテンだったこともあって、チームがどういう方向性でいまトレーニングを積んでいるのか、どういう雰囲気を持ってトレーニングに臨むのかは、たぶん相当目を配っている」
W杯で共闘するタイミングはあったが、前回のカタール大会は菅原が落選。「一緒にピッチに立てればよかったけど、僕が4年前は選ばれなかったので」。その思いを胸に戦い続け、今大会でのメンバー入りを果たした。
報道陣からは、2018年ロシアW杯のときの出来事について質問が及んだ。吉田がロシアW杯に出場した際、菅原が当時所属していた名古屋U18から吉田にメッセージを送ったという。ほかの選手が「がんばってください」と寄せ書きに書くなかで、菅原が書いた言葉は「待っていてください」。そのときを思い出す菅原は「懐かしいですね」と語りつつ、その言葉を記した理由を明かす。
「尊敬していたけど、尊敬しているだけじゃ選手として自分の価値は上がらないと思っていた。目指す以上は超えなきゃいけない。そういうのを口にして現実になるように言っていかないと、行動や日々の生活は変わらないと思った。だから、あえて書いた」
2度目の再会に、菅原は広報担当者に「いつ来るの麻也さんは」と質問。あすの合流と聞くと、菅原は「遅刻です!」とおどけながらも、その瞬間を心待ちにしていた。
(取材・文 石川祐介)
