雲仙・普賢岳の大火砕流から35年を迎えた3日、島原市では犠牲者を追悼する「いのりの灯」が行われました。

島原市の雲仙岳災害記念館前にともされた約2000個のキャンドル。

「いのりの灯」は普賢岳の大火砕流で犠牲になった43人を追悼し、災害の教訓を子どもたちに伝えていくために毎年開催され、今年で20回目です。

雲仙市の南串中学校など、島原半島の69の小中学校と幼稚園、保育園の子どもたちが思いを込めて作ったキャンドル。

ひとつひとつに手書きでメッセージが添えられています。

(児童)

「もう山が噴火しませんように(と書いた)。

(児童)

「安らかにお眠りください(と書いた)。もうこんな災害がないようにと思った」

(児童の父)

「せっかく島原に生まれてきたので、こういう気持ちを大切にしてもらって今後も一緒に生活していきたい」

1991年の大火砕流から今年で35年を迎えました。

(雲仙岳災害記念館 杉本 伸一 館長)

「私たちが子どもたちに伝えたかったことを、子どもたちがしっかりと受け止めて、それをメッセージに書いてくれている。雲仙でどんなことがあったのか。どうすれば命を守れるか。そんなことを引き継いでいってほしい」

島原は深い祈りに包まれ、参加者は災害の記憶と教訓の継承を誓いました。