Octane UK

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『Octane』UK寄稿者による愛車レポート。今回は、ロバート・コウチャーが1955年ジャガー XK140 SE FHCをロンドン界隈で日常的に楽しむ様子をレポートする。

【画像】ロンドンに佇むジャガージャガー XK140 SE FHC(写真2点)

モーター・ジャーナリストというものは、農家によく似ている。私たちは、天気予報を注意深く見守り、晴れ間がのぞく数日間を見つけるという努力をしている。それでやっと、特集記事の撮影ができるからだ。クラシックカー愛好家ならば、路面に湿った塩分があまり残っていない日に愛車を走らせる機会を心待ちにしているに違いない。

何カ月も放置しておくことが車にとって良くないのは、誰もが知っていることだ。近所のグレーム・ハント社のメカニックであるゲイリーは、すべてのフルードを循環させ、ラバー、ジョイント、メカニカルパーツが固着せず正常に機能するように、月に10マイルほどは走行することを推奨している。

ジャガーを1週間以上も放置しておくのは、私には我慢できない。なので週末の早朝にロンドンで、私なりのお気に入り、「ツール・ド・チェルシー」を楽しんでいる。

この古い相棒をしっかり暖機し、十分に温まった後、回転を上げながら2車線の道路を数本走り抜け、内部の結露をすべて吹き飛ばす。そして、クロワッサンと日曜版の新聞を買い、地元の人たちとのおしゃべりを楽しむ。というのも、どうもこのXKは好意的な注目を集めることが多いのだ。

ボンネットにジャガーの「リーピング・キャット」のマスコットがあることで、一部のオリジナル主義派からは怪訝に思われることがある。確かに、これがオリジナル仕様ではないことは分かっている。しかし、子供たちがとても気に入っているので、そのままにしている。このクールな愛車は実に快調で、春のドライブに備えて準備万端だ。

文:Robert Coucher