“舘様”の華麗なるターンも飛び出した『黒牢城』フォトコール。「カンヌ」で放った圧倒的存在感

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2026年6月19日(金)に全国公開される映画『黒牢城(こくろうじょう)』が、フランスで開催中の第79回「カンヌ国際映画祭」の「カンヌ・プレミア」部門で世界初披露された。また公式上映に先駆けて実施されたフォトコールには、黒沢清監督や主演の本木雅弘ら豪華キャスト陣が登壇。海外メディアから飛んだ大声援に、笑顔で応じる姿を見せた。
メガホンを取るのは、「CURE」や「トウキョウソナタ」などの名作を手がけた黒沢監督。キャストには主演の本木雅弘をはじめ、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、宮舘涼太、柄本佑、オダギリジョーら豪華俳優陣が集結した。
物語の舞台は、傍若無人な織田信長に反旗を翻した荒木村重(本木雅弘)が籠城する城。城内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、村重は妻・千代保(吉高由里子)を心の支えに、城と人々を守るため奔走していた。そんな中、城内では不可解な事件が立て続けに発生。城外には織田軍、城内には裏切り者の影がちらつく中で、村重は地下牢に囚われた天才軍師・黒田官兵衛(菅田将暉)とともに謎の解明へ挑む――。

■“舘様”の華麗なるターンが話題に!
現地時間5月19日(火)、フォトコールに登壇したのは本木雅弘、菅田将暉、青木崇高、宮舘涼太、そして黒沢監督の5名。一同はジャケットスタイルに身を包み、世界各国のメディアから熱い声援と無数のフラッシュを浴びながら颯爽と姿を現した。
なお、本木・菅田・宮舘の3名にとってカンヌ国際映画祭への参加は今回が初。慣れない大舞台にどこか緊張した面持ちを見せつつも、フォトグラファーたちのコールには笑顔で応じ、堂々たる佇まいで会場を沸かせていた。
主演の本木は、ポケットチーフをあしらったジェントルマンライクなセットアップで登場。菅田は、白スーツにデニムを合わせたカジュアルミックスな装いで、カメラにダブルピースを向ける無邪気な一面ものぞかせていた。


一方、今作で6度目のカンヌ公式部門出品を果たした黒沢監督は、ジャケットから靴まで黒で統一したシックな装い。2度目の参加となる青木も、ライトブラウン系のコーデでフォトコールに臨み、国際舞台に慣れた者ならではの落ち着きを漂わせていた。
そして5人の中でも、特に大きなインパクトを残したのが宮舘だ。カメラマンのリクエストに応える形で即席の華麗なターンを披露すると、会場は大盛り上がり。“舘様”の愛称で親しまれる宮舘らしい優雅な振る舞いは、カンヌの地にも確かな爪痕を残していた。

フォトコールを終えた本木は、「私は緊張してる間にあっという間に終わりましたけれども、『黒牢城』チームは、“舘様”の華麗なるターンで強く印象付いたと思います。レッドカーペットでも空気に飲まれないよう、無事に全うできればと思います」と茶目っ気たっぷりにコメント。
カンヌデビューで大きな存在感を放った宮舘は、「日本の魂を見せつけるかのごとく、必死にターンをしました(笑)。待ちに待った、『黒牢城』の上映とレッドカーペットを皆さんとともに歩く時間がとても楽しみです」と笑顔を見せた。
一方、終始リラックスした様子だった菅田は「カンヌの海は、リッチだけどカジュアルな感じもあって、全部が白くて眩しい! みたいな場所でしたね」と現地の印象を語りつつ、「普段はシャイな黒沢監督が表舞台で見せる“眼力”が僕はとても好きなので、皆さんもぜひ注目してほしいです」と黒沢監督の魅力にも言及。
青木は「最初は無風でしたが、撮影中にちょうど心地いい風が吹いてきて、極上のフォトコールを味わいました。カンヌでのレッドカーペットは人生で何度も歩けるような場所でもないので、『黒牢城』チームで堂々と楽しんで歩きたいです」と2度目となるカンヌへの思いを口にしていた。
『黒牢城』が正式出品された「カンヌ・プレミア」部門は、すでに世界的な評価を確立した巨匠・実力派監督による注目の新作を披露するための場として2021年に新設。日本映画では、これまで細田守監督の『竜とそばかすの姫』や北野武監督の『首』、深田晃司監督の『恋愛裁判』などが選出されている。
黒沢監督は「カンヌ国際映画祭」常連の映画人ではあるが、「カンヌ・プレミア」部門への正式出品は今回が初めて。さらに時代劇に挑むのもキャリア初だ。巨匠の新たな挑戦が、海外の映画人たちにどのように受け止められるのか注目が集まる。
■映画『黒牢城』概要
配給:松竹
公開日:2026年6月19日(金)
コピーライト:(C)米澤穂信/KADOKAWA (C)2026映画「黒牢城」製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/kokurojo-movie/
