将棋の伊藤園お〜いお茶杯第67期王位戦 挑戦者決定リーグ白組プレーオフ1回戦が5月15日に東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われ、伊藤匠二冠(叡王、王座、23)が藤本渚七段(20)に千日手指し直しの末に勝利し、プレーオフ決勝戦への進出を決めた。次戦では古賀悠聖六段(25)と対戦する。

【映像】伊藤二冠がプレーオフ決勝進出を決めた瞬間

 藤井聡太王位(竜王、名人、棋聖、棋王、王将、23)への挑戦権を争う“王位リーグ”が進行中。白組プレーオフ1回戦は伊藤二冠が大熱戦を制した。

 千日手局は、伊藤二冠の早繰り銀に対し、後手の藤本七段が雁木から三間飛車を志向。相穴熊になると、先手が打開を探る展開となった。伊藤二冠がペースを掴む展開かと思われたが、藤本七段が手待ちし、82手目に千日手が成立した。

 夕刻から始まった指し直し局は、先後を入れ替え藤本七段の先手番に。得意の相掛かりを志向したが、伊藤二冠が終始積極的に攻めて貫禄を見せつけた。一進一退の攻防戦が繰り広げられる中で、数々の大勝負を制してきた伊藤二冠が主導権を掌握。藤本七段も粘りを見せたものの、大熱戦を制したのは伊藤二冠だった。

 この結果、伊藤二冠は白組プレーオフ決勝戦へ進出。次戦では挑戦者決定戦への進出をかけて古賀六段と激突する。

(ABEMA/将棋チャンネルより)