この春行われた公立高校入試の5教科の平均は、過去10年で最も低かったことが明らかになりました。

ことし3月に行われた公立高校入試は7719人が受験しました。

鹿児島県教育委員会によりますと全5教科450点満点の平均点は、216.3点で、前の年度より18.3点低く、過去10年で最も低くなりました。

教科別では英語が前の年度から唯一上がり90点満点中、42.9点でした。リスニングの得点が伸びたことが要因とみられます。

「抑揚」3割を超える受験生が読めず…

一方、ほかの4教科のうち下げ幅が最も大きかったのが国語で、8.7点下がって45.7点でした。

こちら「抑揚」の漢字の読みを問う問題では、3割を超える受験生が「よくよう」と読めませんでした。

県教委は、複数の資料を読み解く分析力や記述式での表現力が課題だとしています。

(県教委高校教育課 福重成美指導監)「自分が考えたこと、思考したことを自分の言葉を使って表現する力が、各教科全体を通して課題となった。授業の中でも意図的・計画的に行ってもらいたい」

県教委は今回の結果を授業に生かしてほしいとしています。