トランプ氏、フレーバー付き電子たばこの承認に反対していたFDA長官を解任…販売承認
【ワシントン=中根圭一】米国のトランプ大統領は12日、食品医薬品局(FDA)のマカリー長官の解任を自身のSNSで明らかにした。
米メディアによると、マカリー氏はフレーバー付き電子たばこの承認手続きや経口中絶薬の規制をめぐり、トランプ氏らと対立していた。
電子たばこの承認手続きに関して、業界の主張を受けたトランプ政権は、フルーツ風味のフレーバー付き電子たばこの販売を認めるよう要請していたが、医学博士のマカリー氏は若者の喫煙習慣を招くと懸念し、承認に反対していた。結果的には政権の意向通り、FDAが5日、販売を承認した。
FDAは保健福祉省が所管する米政府機関で、食品や医薬品、医療機器などの安全性や有効性を審査する役割を担う。長官代行には、カイル・ディアマンタスFDA副長官が任命された。
保健福祉省ではロバート・ケネディ・ジュニア長官のもと、昨夏にスーザン・モナレズ氏が疾病対策センター(CDC)所長を解任されるなど、幹部職員の離職に見舞われている。
