山形放送

写真拡大

鶴岡市の山形自動車道田麦俣トンネルで3年前、車同士が正面衝突して5人が死傷した事故の裁判に関連し、山形地方検察庁が12日、現場付近を8時間通行止めにして、実況見分を行いました。

2023年5月2日、山形自動車道の田麦俣トンネルで、仙台市の会社員・早坂覚啓被告(32)が乗用車を運転中、対向車線にはみ出して前から来た乗用車と衝突しました。この事故で、早坂被告の車に乗っていた当時1歳の長男と24歳の妻、それに対向車に乗っていた茨城県の73歳の女性の、合わせて3人が死亡するなどし、早坂被告は過失運転致死傷の罪に問われています。
去年5月の初公判で被告側は、「事故当時、意識喪失状態だった」として争う構えを見せました。その後、去年年7月の予定だった2回目の裁判は、今年6月26日に延期となりました。関係者によりますと、裁判の期日が11か月もの長期間延期されるのは異例だということです。
こうしたなか、現場のトンネル付近では12日、山形地検が実況見分を行いました。見分は、起訴前の捜査段階で県警も行っていましたが、さらに現場で事故の状況などを確認する必要があると判断したとみられています。この影響で、現場一帯は8時間にわたって全面通行止めとなりました。