就任7年目のアルテタ監督。今季こそビッグタイトルに導けるか。(C)Getty Images

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 プレミアリーグは最高峰の競争力を誇る上、イングランド国内には2つのカップ戦があり、日程的にも極めてタフだ。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、他国のビッグクラブとの違いを大きく感じているようだ。英紙『Mirror』が発言を伝えている。

 アーセナルは現地4月29日にチャンピオンズリーグ準決勝の第1レグで、アトレティコ・マドリーと敵地で対戦。互いにPKで得点し、1−1で終わった。

 一方、その前日に行なわれた準決勝のもう1カードは、稀に見るシーソーゲームに。5−4と激しく打ち合った末に、ホームのパリ・サンジェルマンがバイエルン・ミュンヘンに先勝した。

 アルテタ監督は裏カードを高く評価しつつも、かなり消耗し、怪我人を多く抱える自分たちとは条件が違うと強調。まず「バイエルン対PSGを見れば、両チームのクオリティ、特に選手たちが発揮した個人のクオリティという点で、おそらく私がこれまで目にしたなかで最高の試合だった。これほどのものは見たことがない」と称えた上で、次のように語った。

「出場時間や選手たちのフレッシュさを考えると、驚くことではない。あれほどのクオリティを発揮するには、非常にフレッシュでなければならない。リーグの違いや戦い方の違いは、まさに雲泥の差だ。最近の関連する統計を見れば一目瞭然だろう。我々は全く異なる世界を比較している」
 
 パリSGはリーグ・アンで、バイエルンはブンデスリーガで、それぞれ一強と言える状態を維持している。それゆえ、世界屈指の強豪がひしめき合うプレミアリーグを戦う、自分たちとの比較はナンセンスだと考えているのだ。怪我人の存在も大きな違いだ。

「彼らは全選手が起用可能で、最高のコンディションにある。先日の2チーム(パリSGとバイエルン)について話すと、そうだろう?何人の選手が起用可能だった?全員が最高の状態で揃っていた。それが最も重要な部分だ」

 就任7年目のスペイン人指揮官は、非常に厳しい条件下で、チャンピオンズリーグとプレミアリーグの二冠に導けるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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